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2015.10.07
『パーシモン』って皆様ご存知でしょうか?
『知っとる!知っとる!』と顔をほころばせてスナフキン渡邊よりも
詳しく解説して下さりそうな年配のお客様の顔が何人も頭に浮かびますが、
最近ゴルフを始めた方の為に簡単に解説させていただきます。
まだアルミニウム合金やチタン合金がヘッド素材に用いられる前の古いクラブはヘッドには
木材が使われており、その様なクラブの総称を『パーシモン』と言います
パーシモンとは和訳すると『柿の木』です。実は皆様が1度は食べた事があるであろう柿、
その木がかつてはゴルフクラブの重要な素材として重宝されたのです
(実は柿の木は素材としてもかなり優秀で鉋やビリヤードのキューの素材としても使われた)。
余談ですが林檎の木や梨の木等も素材に持ちられた事もあるそうですが、結局は柿の木の素材としての優秀さには敵わなかったそうです。
現在はめっきり見かけなくなったパーシモンですが、現在木材は
別の形でクラブ素材に用いられる可能性が出てきました。
東大の磯貝教授とその研究チームが開発した『セルロースナノファイバー』、これは
『非常に細い木の繊維でこれを加工すれば鉄鋼の7~8倍の強度を持ち、重量は5分の1しかない』
と言う夢の様な素材です。
これがもしゴルフクラブのシャフトに用いられたら....そう考えるとワクワクしますよね?
『ロフト調節、重心位置調節、フェースアングル、ライ角の調節とゴルフクラブは進化に進化を重ねてもう進化の余地は無いんじゃないか?』と言われるお客様はよくいらっしゃいますが、
どうやらまだまだ期待できそうですね!
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