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2015.10.16
どもっ なんとか今年中にベストスコア更新といきたいが、相変わらずアプローチがダメダメな、ついでにパターまで調子がおかしい・・にわか中級者 フッキー の本日のゴルフねた
「本日のゴルフねた」
「糸巻きボールの歴史とブリヂストン」
現在、当たり前のように様々なメーカー・色々な種類のボールが開発され、使用されています。そしてクラブ同様ボールもとてつもない進化を遂げてきました。今日はちょっと昔まで普通に使われていた「糸巻きボール」について紹介します。
糸巻きボールの歴史は古く、1899年にまでさかのぼり、アメリカ人コーバン・ハスケル氏の手により開発されました。日本生まれではありません。特長は球の芯となる部分に何重もゴム製の糸を巻き、その上からカバーを被せるタイプのもので、耐久力、反発性も高くショット時の飛距離が大きく伸びました。開発者ハスケル氏にちなんで「ハスケルボール」とも呼ばれ、一世を風靡したが、スピンのかかりすぎを防ぐことができず、時代とともにその姿を消していきました。しかしその打感は柔らかく、飛距離も現代のボールとさほど劣らない!というシニアのお客様もいるほどです。
国産モデル第一号は「ブリヂストン」で、まだ創業間もない1932年、ゴルフが将来普及すると考えた石橋正二郎氏がゴム技術者2名をゴルフ先進国イギリスに派遣し、設計・製造技術を学ばせて、1934年ゴルフボール製造を開始します。ということは80年の歴史があるわけですね!(驚)
そこで、1935年に国産ボール第一号「Bridgestone super」を発売。販売開始となったわけですが、当時ボール1個いくらだったと思います?答えは・・「1円」 なんだ安いじゃんと思うかもしれませんが、当時大卒の初任給が90円、一杯のかけそばが10銭の時代。それを考えると決して安くはないですよね。
ブリヂストンはボール開発でも先端を走り、1982年特殊合成ゴムのコアと強化カバー「高反発複合樹脂」によるツーピースソリッドボール「ALTUS」を発売。
そして1993年、ロングセラー商品「Reygrande WF」を発売。(フッキーも昔よく使ったな~・・)このボールは当時全盛期を迎えていたニック・プライスが'93年、94年2年連続USツアーで賞金王獲得し、94年全英オープン、全米プロ優勝。世界のツアーでブリヂストンのソリッドボールが一大センセーションを起こします。
ブリヂストンのボールは96年のマスターズ、98年の全米オープンでも優勝球となり、4大メジャーを制し、その地位を確固たるものにしました。
プロV1、Z STARなどウレタン系ソリッドボール全盛ですが、倉庫を整理してみて「あっ 糸巻き出てきた!」なんてことがあったら昔を懐かしみながら、コースで使ってみる・・なんていいかもしれませんね。
参考・写真 http://www.bs-golf.com/
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