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2015.03.23
今回は前回の続きでボールの話ドライバー、フェアウェイ編ですね。
まず硬いボールと軟らかいボールだとどちらの方がスピン量が増えると思いますか?
軟らかいボールの方がスピン量が増えると思われている方も多いはず。
しかし本当は軟らかいボールの方がスピン量が減ります。
それはクラブとの接触時間が長いからです。ボールが潰れるといった言葉を耳にしたことはあると思いますが、本来ボールの飛ばす構造としてボールはインパクト時に「ぐにゃ」と変形した後に元の形に戻って飛びます。ちなみにインパクトの瞬間は約1万分の5秒と言われているので潰れを肉眼で見る事は出来ません。
インパクトの間にロフトによってバックスピン方向にねじれが加えられ、インパクト最中のある地点からねじれをもとに戻ろうとする力が働きます。その事により球離れした時のスピン量を抑えられると言う事です。この働きをリコイル現象といいますが、つまりはインパクト時の接触時間が長ければリコイル現象が働きスピン量が減少するのです。
しかしこの働きはロフトの低いクラブの方が大きく影響を受けます。
この事は踏まえてスピン量が多い人で球が吹け上がったり、左右に曲がる人はディスタンス系のボールを使った方が飛距離、直進性は良くなります。
さらに、アゲインスト等の影響が受けにくいという良い事が増えます。
最近流行りの浅重心ヘッドで球がドロップ気味でボールが上がりにくいと感じている人はスピン系のボールを使った方が球は上がりやすくなります。
ヘッドスピードが45以上と比較的に速い人が軟かいボールを使うと潰れ過ぎて元の形に戻る前に球離れしてしまい、飛距離がロスしてしまう為この様な人はスピン系の少し固めのボールを是非試して下さい。
ボール選びをする際はこの事を参考にして選んでみて下さい。
しかしあくまで前回もお話した通りスコアメイクでどの部分に重きを置いているかで選ぶボールは変わってきますので。
さらにマニアックになってしまいますが、ディスタンス系、スピン系と一口に言っても色々な種類がありますので詳しくは店頭スタッフにお気軽にご相談下さい。
今回はドライバー、フェアウェイ編でした。
次はアイアン編をご紹介します!
ちなみに当店で一番売れているディスタンス系のボールは「NEXGEN」と「リヴィエラ」です。
【はじめてのごるふくらぶプロジェクト】