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2014.03.18
セール開催中です。3月31日まで。
ガッティという名前の元プロボクサーがいたんですね。
そしてガッタパーチャって今でも歯の治療に使われているんですね。
ガッタパーチャとは天然ゴムの一種で、そのゴムを固めて作ったボールがハスケルボールの誕生まで使われていました。
私も触ったことがありますが、石のようにカッチカチのボールでした。
以前のボールより安価で均質だったことから、ゴルフが一気に大衆に広がりました。
スコットランドのコース数は1870年代には34コースだったものが、1890年代には387コースまで拡大しました。
初期のガッタパーチャボールは表面がつるつるしていました。
しかしフェザリーボールの経験からも、表面に傷があるほうが飛距離が出て、曲がりが少ないということは知られていました。
様々な金型が考案され、徐々に今のディンプルに近いものになっていきました。
こうしたボールの変化により、飛距離というのはどんどん伸びていきました。
今でもボールの進化は目覚しいもので、クラブを変えなくてもボールを変えるだけで簡単に飛距離が伸ばせます。
空気力学というのは物理学の中でも特に難しい分野で、いまだに飛んでいるボールの周りの空気の動きというのは、完全にはわかっていません。
だから今もモデルチェンジの度に、表面のディンプルの形、大きさ、深さが変わっています。
飛ぶボール探しはおもしろいです。