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2014.11.23
ゴルフの楽しさをもっとみんなに知ってもらいたい。
ゴルフパートナーでは、みなさんから買い取らせていただいたクラブを、これからはじめる人に1本プレゼントする活動をしています。
はじめてのごるふくらぶプロジェクトでプレゼントさせて頂くクラブは、ベテランゴルファーのみなさんが長年愛用してきたゴルフクラブ。
「はじめてのゴルフクラブマニュアル」とセットで、新人ゴルファーの皆様の「はじめてのゴルフ」をサポートします。
日本橋室町店ではレディースクラブ、レフティクラブもご用意しております。
http://www.golfpartner.co.jp/html/campaign/firstgolfclub/
今週は南国・宮崎で開催されたダンロップフェニックストーナメント。
松山英樹は夏の北海道で開催されたセガサミーカップ以来、国内2試合目の参戦でした。
単独首位で最終日をスタートしたものの、めまぐるしく首位が入れ替わる大混戦でした。
どうにか最後は岩田寛とのプレーオフを制し、 今シーズン初優勝となりました。
日本ツアー参戦はこれで終わりと寂しいですが、年明けのハワイから松山には活躍してもらいたいと思います。
さて私も東京を離れ、宮崎まで赴いて観戦に行ってまいりました。
今年は日本プログランド・ゴールドシニア、障害者ゴルフ世界選手権に続いて3試合目の観戦でしたが、私なりのツアー観戦の楽しみ方をご紹介していきたいと思います。
まず観戦前の準備として、なにが見たいかをはっきり決めておくことです。
好きな選手、有名選手についてまわり、その応援がしたいのか。
誰であれプロゴルファーのスーパーショットを見たいのか。
もしくは選手のサインをたくさん集めたいのか。
これを決めておかないと、広大な競技場の中で見たいものが見られず、中途半端に終わってしまいます。
なぜこれが重要かというと、残念なことに日本のゴルフトーナメントは観客に優しくありません。
テレビ局がスポンサーに名を連ねていることからも分かるとおり 、テレビでの見栄えが最も運営サイドでは重要視されています。
例えば中継の入る終盤のホールでは、ティーグランドやグリーン周りに看板やバリケードテープが貼られ、ギャラリーの目線を防いでしまっています。
大きなギャラリースタンドもスタートホールのティーグランドか、18番のグリーンサイドくらいにしかないので、人気選手を見ようと思っても人垣に邪魔され、じっくり観戦することは困難です。
人気選手を追いかけようと思ったら、他のギャラリーの動きを先読みし、常に先手でポジション取りをしていかないといけません。
全てを見ることはできないので、より見たいプレーの為に何かを我慢しなくてはいけません。
それでは朝から時系列に考えていきたいと思います。
選手は概ねスタートの1時間ほど前にクラブハウスから出て、練習場に向かいます。
せっかくならスタート前の練習から観戦するべきです。
先にショットを打つか、パッティングをするかは選手によりけりですが、マスター室前で選手が出てくるのを待ちましょう。
人気選手であれば、この段階からずっと係員が付いていきますので、選手の居場所が分からなければ、トランシーバーを持っている係員に尋ねてみると教えてくれます。
ドライビングレンジが選手を一番間近で見ることができます。
もちろん真後ろから見るのが最高のポジジョンですので、パットではなくショットの練習だなと思ったら、レンジに先回りしておきましょう。
多くのギャラリーは選手の後ろをついて歩くので、先にレンジに到着していればよりいいポジションで見ることができます。
ここで選手のバッグの中身を確認したり、どんな練習をするのかを見たり、そしてとても自分には打てそうにもない弾道に惚れ惚れしてください。
注意点としては、選手はスタート前にサインを求められることを嫌います。
スタート前はストレッチや練習であまり時間がないので、ここでは我慢しておきましょう。
ラウンドが始まったら、全てのストロークを見ようとは考えないことです。
全てを見ようと思うと、常に人垣の後ろからになってしまい、あまり楽しむことができません。
それよりも見たいポジションを先に決めておくことがオススメです。
ティーショットが見たい場合はもちろんティーグランドの真後ろがベストポジションです。
しかし注意しなければならないのは、逆光の場合ほとんど弾道を追うことができません。
北向きのホールの場合はティーショットに先回り、南向きのホールの場合はグリーンに先回りすると、飛んでいくボール、飛んでくるボールをはっきり見ることができます。
グリーンでのプレーを見る場合は、やはりカップが見える位置にいることが肝心です。
そして難しいホールよりも、スコアの伸びるホールの方が、より多くのバーディパットを見ることができるので盛り上がれます。
やはりラウンド中で一番盛り上がるのは、バーディを獲った瞬間です。
短いパー4や2オンの狙えるパー5はグリーンで観戦するのにオススメです。
これは好きな選手を追いかけるのではなく、定点観測したい場合も同様のことが言えます。
選手のボールやグローブが欲しい場合は、最終ホールのグリーンからアテスト場への導線に待ち構えることです。
プレーが見やすい場所ではないので、そこは割り切って我慢しなければいけません。
またここではボール・グローブをもらうだけでサインはしてくれませんので、サインはアテスト終了後まで待ちましょう。
また選手にもらうのではなく、キャディからもらうというのアリです。
キャディバッグの中には当然たくさんのボールやグローブが入っていますから、選手が先に通り過ぎて他のギャラリーが一緒について行ってしまった後に、キャディにお願いしてみましょう。
アテストが終わると翌日のために練習します。
練習の前に食事をする選手もいますので、その場合は待つか他の選手を見るほかありません。
ラウンド後の練習は選手にも緊張感はありません。
仲のいいプロ同士やキャディと談笑しながら練習しています。
さながら放課後の部活のような雰囲気ですので、気さくな選手であれば話しかけても応えてくれますし、ファンサービスに熱心な選手は練習の合間にサインにも快く応じてくれます。
選手の人となりが見られるのはこの時間でしょう。
また当然ですが予選落ちした場合や、最終日は練習をしませんので、ここまでじっくり観戦したい場合は、初日がオススメです。
初日は平日なのでギャラリーも多くはないです。
ゴルフは競技場があまりに広大なので、どこでどんなプレーが起こっているのか、なかなかゴルフ場にいたのでは分かりません。
違う組の選手が優勝争いをしている場合は、テレビのようにリアルタイムで試合展開を追うことができません。
ですので私のオススメは選手のサインが欲しいなら初日、アグレッシブなショットが見たいならムービングデーの土曜日、試合展開を楽しみたいなら日曜日のテレビ観戦といった具合です。
ゴルフの観戦というのは慣れていない方も多いので、最初は雰囲気だけでそわそわしてしまうかもしれません。
しかしせっかく一日を使って高い観戦料を払うのですから、後悔のないように楽しみたいですね。
コンペ開催します。
開催日:11月30日(日) LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの最終日! 賞金女王が決する日です。
開催コース:佐野クラシックゴルフ倶楽部 http://www.sano-cgc.co.jp/
川口JCTから60分。北関東自動車道・佐野田沼ICを下りて10分の好立地です。
料金:プレーフィー10,000円(昼食付き)+参加費1,000円
定員:8組32名 もちろんお一人からのご参加も大歓迎です!
スタート時間:7:04分からOUT,INに分かれ随時。
お時間はやめですが、紅葉狩り渋滞が発生する前に帰れます。
使用ティ:男性・女性ともに赤 PAR72全長5,211ヤード
本数制限:8本 バッグの中からクラブを抜いてプレーしてください。
その他JGAゴルフ規則、コースのローカルルールに従って競技は行われます。