単独首位のアマ大堀、イップス乗り越えつかんだビッグドライブ
2013年8月23日 20:16

ドライバーの飛距離も出ていた大堀(撮影:岩本芳弘)
<関西オープン 2日目◇23日◇オリムピックゴルフ倶楽部(7,298ヤード・パー72)>
関西オープンで2日目を終えてトータル7アンダーで単独首位につけたアマチュアの大堀裕次郎。自信を持っているクラブはパターと語る大堀だが、182センチの長身から放たれるビッグドライブも大きな魅力を秘めている。
日本アマ王者・大堀裕次郎が松山以来となるアマチュア単独首位に浮上!
ゆっくりとしたバックスイングからコンパクトなトップ。そして一旦切り返せば猛烈な勢いでクラブヘッドが大きなスイングアークを描く。この2日間のドライビングディスタンスは平均313.50ヤードで堂々の2位。細身ながらヘッドスピードは52m/sをマークするそのスイングはツアー屈指の飛ばし屋・諸藤将次にも重なる。飛ばしの秘訣は「バランスよく振ることが一番大事」と、力むことなくリズムを重視して高く強いボールを飛ばしていく。
しかし、今では大きな武器となっているドライバーだが大学時代にはイップスも経験した。「ティグラウンドに立つのも怖かった。ボールも途中で他の人に借りなければいけなくなるくらいOBを打ったこともあった」。それでも、昨年日本プロシニア選手権でキャディを務めた湯原信光との出会いから親交を持つようになり、今年2月にはタイ合宿にも帯同。湯原の技術的指導や精神面でのアドバイスもありイップスを克服した。
湯原以外にも家族や大学の仲間にも支えられ、今季は関西アマ、日本アマと大きなタイトルを獲得。石川遼、松山英樹と同級生が次々とスターダムを上っていく中、遅れてきた大器がようやく頭角を現した。
このまま逃げ切り優勝を果たせば倉本昌弘、石川遼、松山英樹に続く史上4人目のアマチュアでのツアー優勝。ツアー初出場で初優勝はジュニア時代にしのぎを削った仲である石川以来の快挙となる。同級生が歩んだプロへの道を地元兵庫で切り開くことができるか。
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