藤田寛之はショットが切れ14位タイ発進、片山晋呉の練習法を「パクった」
2013年10月10日 17:50

前日、片山式の練習法で調整する藤田寛之(撮影:福田文平)
<TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 初日◇10日◇TOSHIN Golf Club Central Course(7,008ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」の初日。昨季の賞金王、藤田寛之は8バーディ・2ボギーの66でラウンド。6アンダーで首位と4打差の14位タイとまずまずのスタートを切った。
片山晋呉を救った言葉「お前は炭でいろ」
藤田は出だしの1番、2番とセカンドショットを約1メートルにつけ連続バーディ発進。4番パー5でも3打目のアプローチを50センチにつけ、序盤からバーディを量産。9番でバーディを奪うが、後半に入ると11番でボギーが先行。「途中、ワケわかんなくなった」と13番バーディの後、14番でボギーを叩くが、その後は15番から3連続バーディを奪い「最後は良くなりました」と明日につながる締め方で初日のプレーを終えた。
シーズン当初のケガによる練習不足の影響などから、ショットが不調だった藤田。しかし、この日の前半はショットが切れ本来のプレーを取り戻しているように見えた。これには今週から取り入れた片山晋呉から「完全にパクった」という練習法が功を奏しているようだ。
その練習法は500ミリリットルのペットボトルのフタに接着剤とネジでゴムティを固定。ボトルには半分ぐらい水をいれ、そのティをつけたフタをつけ、短く切った7番アイアンで打つというもの。キャディの梅原氏が片山のマネージャーから製造方法を聞き、藤田のために作製。「こういう練習は普段しないけど、見るにみかねて作ってくれたので」。藤田はこれで昨日、主に右手のみでボールを打つ練習を繰り返した。
先週は師匠の芹澤信雄からのアドバイス、今週は相棒の藤田を思う心から作られたものを使い練習。ショットの不調を払拭するために、周囲の助けもありながら着実に歩を進めているようだ。「こういうゴルフができて優勝争いも続けば次のステップにいける」。進化を続ける中年の星、この大会で結果を残し完全復活への大きな一歩を踏み出せるか。
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