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突然の雨も吉田弓美子にとっては“恵みの雨”

2014年4月 3日 20:49

吉田にとって花粉症が最大の敵(撮影:米山聡明)

吉田にとって花粉症が最大の敵(撮影:米山聡明)

<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6,540ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」が静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部山名コースを舞台に開幕。初日の競技を終え、「アクサレディス」を過呼吸により途中棄権した吉田弓美子は4アンダー4位タイで初日を終えた。

 先週の「アクサレディス」では、初日のプレー中に花粉症による過呼吸を起こした吉田。その日は苦しいのを我慢してプレーを終えたが、ラウンド後、病院に緊急搬送。入院することはなかったものの、プレーできるだけの体調に戻らず、2日目は棄権することになった。
 今週はなんとか体調が回復し大会に出場。しかし、依然として過呼吸になる恐れが残っており、「なるべくストレスのかからないように、おだやかな気持ちでプレーしてください」と医師から言われている状態だ。
 そんな難しい状況でのスタートとなったが、1番をバーディとして好スタートを切ると、5番でもバーディを奪い前半2アンダー。後半も調子を継続し、11番でこの日3つ目のバーディを決めた。
 16番プレー中には晴れていた天気が一転、雨が降り出したが、花粉症で苦しむ吉田にとってそれはむしろ大歓迎。ここまで試合中、必ず着用していたマスクを外すシーンも見られ、晴れているときよりも伸び伸びとプレーしていた。さらに雨脚の強まった18番ではバーディを奪取。4バーディ・ノーボギーという、安定したゴルフで好スタートを切った。
「スコアのでるコースではないし、ボギーやダボはいつかくるもの」そんな楽な気持ちでプレーしたことも吉田の安定したゴルフを後押し。本調子ではなかったことで、余計な力が抜けた部分もあったようだ。
 明日の天気も予報では雨。「今日のようないいゴルフをあと3日間続けられれば、いいシーズンを送れると思う。そうすれば少し遅れ目のダッシュができる」と言う吉田にとって、明日の悪天候は追い風となりそうだ。昨シーズン3勝をあげた元気印は、苦しい春先を“恵みの雨”で乗り越えていく。
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