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“新・世界基準”だから見えた国内選手のレベルアップ

2014年6月 7日 21:12

コースは“新・世界基準”をテーマにセッティングされた(撮影:岩本芳弘)

コースは“新・世界基準”をテーマにセッティングされた(撮影:岩本芳弘)

日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 3日目◇7日◇ゴールデンバレーゴルフ倶楽部(7,233ヤード・パー72)>
 “新・世界基準”をテーマに進められている国内最古のメジャー「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」。当初は優勝スコアがオーバーパーになることも想定されていたが、予選ラウンドを終えてアンダーパーをマークした選手が18人。果たして、“新・世界基準”というテーマはどこまで達成されているのか。3日目のラウンドが行われた7日(土)、PGA会長の倉本昌弘が会見を開き、自身の見解を明かした。
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 今大会では初日から倉本の“新・世界基準”という理念の下、ピン位置などが決定されてきた。しかし、ただピンを厳しい位置に振って、優勝スコアを下げようとするのではなく、あえてホールの距離を極端に短くした上でピン位置を振るなど、選手の積極性、勇気を試すような試みがなされている。
 「選手の立場になって、これくらいの雨になって、この状況なら、これくらいのスコアになるだろうと想定した中で、実際はアンダーパーが20人近くいるということは私にとって良かったと理解しています。優勝スコアがイーブンパーから5アンダー以内と話していましたが、修正したいと思っています。でも、この修正はダメな修正ではありません」。
 結果として想定よりも多くの選手がアンダーパーのスコアをマークしたわけだが、これは倉本にとっては嬉しい誤算。つまり、“新・世界基準”のセッティングを跳ね返すほどに国内ツアーの選手のレベルが上がっていたのだ。「日本の選手のレベルもまだまだ捨てたものじゃないというのを痛感しましたし、こういうコースを選手たちがプレーすることによってもっともっと選手たちの力を引き出せるんじゃないかと思いました」。
 “新・世界基準”を目指してコースを整えてきたからこそ見えた選手のレベルアップ。まだ大会の途中だが、国内メジャーの目指すべき道筋を見つけた倉本は、「これからも日本プロでは選手たちの力を引き出せるようなセッティングにしていきたい」と話した。大会も残すところあと1日。“新・世界基準”のコースセッティングの中での優勝争いで選手たちがどのようなプレーを見せるのか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>