重永亜斗夢、初のホスト大会が憂鬱な“2つの理由”
2014年8月27日 17:30

初のホスト大会で予選突破を目指す重永亜斗夢(撮影:ALBA)
<アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント 事前情報◇27日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,150ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント」が28日(木)に開幕。今季、QTランク1位の資格でツアーに参戦している大会ホストプロの重永亜斗夢はプロアマ大会に出場して最終調整を行った。
重永は今季から不動産コンサルティング業を営む株式会社アールズエバーラスティングとスポンサー契約。今大会は重永にとって自身初めての“ホスト大会”ということになる。ホスト大会があるということはトッププロとして誇るべきことではあるが、明日の開幕に向けて重永の表情は決して明るくない。それには大きく2つの理由がある。
1つは舞台となる芥屋ゴルフ倶楽部を苦手としていること。重永はこれまでこの大会で予選を通過したことがなく、昨年大会でも120位タイで予選落ち。「去年までは落としてもいい試合だと思って臨んでいました…」と話すほど、良いイメージのない大会だ。
「まずラフですね。グリーンはそんなに嫌いじゃないですけど、そこにいくまでが長くて…」。芥屋ゴルフ倶楽部の特徴はツアーでも数少ない高麗グリーンにあり、多くの選手がそこを苦手なポイントと話す。しかし、重永の場合は、グリーンよりもこの時期特有の深く生い茂ったラフこそが問題で、グリーンを狙うショットに苦しみ結果を残せずにきた。
そして、2つ目の理由が自身の体調の問題だ。重永は難病指定されている潰瘍性大腸炎を持病としており、現在も毎食後に薬を服用している。大量の水分補給を必要とする夏に最も注意が必要な病気で、8月頭に開催された「ダンロップ・スリクソン福島オープン」では血便が出てしまうなど、体調管理に神経をすり減らしてきた。
また、この大会は例年、気温がぐんぐん上昇し、コースより何より真夏の暑さが選手を苦しめる。夏という季節そのものが重永の最も苦手とするものなのだ。「夏はダメです…身体が重いです」。今年はやや涼しい気候になる予報が出ているが、重永にとっては決して油断できないのが現状だ。
しかし、自分をスポンサードしてくれた恩に報いるためにも、「予選だけは通りたい」と表情を引き締めた重永。「ANAオープン」後に訪れる出場優先順位のリランキング、そして来季のシード権確保を見据えた上でも今大会の結果で結果を残すことが重要となる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>