藤本佳則、単独首位も「この位置にいるのが不思議」
2014年10月 3日 19:36

藤本佳則、苦手意識で好結果?(撮影:ALBA)
<トップ杯東海クラシック 2日目◇3日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)>
愛知県にある三好カントリー倶楽部 西コースで開催中の国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック」2日目。5位タイからスタートした藤本佳則が7バーディ・3ボギーの“68”でトータル7アンダーまで伸ばし単独首位に浮上した。
藤本佳則、苦手コースも無欲のゴルフで5位タイ発進
この日OUTスタートの藤本は2番でグリーン脇のラフから「まぐれですわ。おまけみたいなもの」と本人もびっくりのチップインでバーディを先行。するとこのバーディで「これで気持ちが楽になった」と続く3番でも5メートルを沈めて連続バーディを奪い一気に流れを引き寄せた。その後もバーディを3バーディ・1ボギーで前半だけで4つ伸ばし折り返す。
後半は前半と打って変わりもどかしい展開に。14番でボギーが先行。15番、17番でバーディを奪うも最終18番で3パットを叩きボギーでフィニッシュ。結局バックナインではスコアを伸ばせなかったが前半の貯金もあり単独首位で予選を通過した。
それでも「スコア的には良いラウンドだったけど、内容的にはあんまり良くないかな」と藤本。ショット、パッティング共に良い悪いがはっきりしたラウンドで、ピンチも少なくなかった。しかし、そこは藤本「経験でカバーした」と凌いだ。
そんな藤本は今週ミスショットに対して一度も腹を立てていないという。最後のボギーに対しても「仕方ない」と。さらに、「いつもみたいに、よし、頑張ろうという気持ちにもならない」のだという。そんな気持ちにさせるのはコースに対する苦手意識や「昨年までの感じだと予選通過できるかどうかという感じだった」という自分への期待の無さからだ。しかしそれが逆に精神状態をフラットにさせ、予選2日間の好結果に繋がっている。それは本人も感じているようで「このコースは感情が入った時点でやられる」と警戒する。
第一子誕生の予定日が来週の火曜日だという藤本。本人も「できれば立ち会いたい」と語るも、いざ「出産にお土産を持って行けると良いですね」と記者から言われても「夢を見させないでください(笑)」と自嘲気味。明日、同組で回る小田孔明、増田伸洋に対しても「どんどん頑張ってください」と意識はしない。「この位置にいること自体が不思議」と信じられない思いの藤本が、無欲な気持ちで明日も淡々とスコアを伸ばしていく。
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