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最後まで自分のプレーを貫いた前田陽子、「自分の力でも通用する」と確信した2勝目

2015年7月19日 18:05

チャンスを活かし2勝目!モデルの有村実樹からプレートを贈呈(撮影:福田文平)

チャンスを活かし2勝目!モデルの有村実樹からプレートを贈呈(撮影:福田文平)

<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 最終日◇19日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,554ヤード・パー72)>
 快晴に恵まれ、風もなく気温も32.1度まで上がった「サマンサタバサ レディス」の最終日。うだるような暑さの中で、18番ホールで最後に笑ったのは昨年の「伊藤園レディス」を制した苦労人、前田陽子だった。

 昨日もノーボギーの安定したプレーを見せていた前田。この日も優勝争いの重圧の中、淡々と自分のプレーを続け優勝を意識したのは最終ホールのみ。前半で3つ伸ばし首位を捉えると、後半でも1つスコアを伸ばしトータル8アンダーで逆転優勝を挙げた。
 「チャンスが来るまで待つのが私のゴルフ」、優勝のチャンスでも決してガツガツせず自分のできることを積み上げていった前田。終盤は同組で1打差のイ・チヒ(韓国)が何度かチャンスにつけたが、「全く気にならなかった」と心に波風を立てず最後まで戦い抜いた。
 昨年ツアー初優勝を挙げたが“たまたまじゃないか”と言われたこともあったという。2勝目は「自分でももうできないかと思っていた」そうだが、今回の勝利で「自分の力でも通用すると感じることができた」と今までやってきたことが正しかったことを確信したという。
 前田は昨年までダンボール工場で勤務しながらゴルフを続けてきた苦労人。「毎日ゴルフができる」ことが幸せで、この優勝で「来年もツアーに出られることがうれしい」と笑顔をみせた。「もっと安定したプレーができるようになりたい。低い目標かもしれませんが、あと2〜3年ツアーにでたいですね」。
 大きな野望や派手なプレーはない。しかし、忍耐強くチャンスを待ち、自分のできることを積み上げていく前田のプレーはアマチュアゴルファーが参考にすべきことが多く詰まっているような気がする。
<ゴルフ情報ALBA.Net>