ゴルフにとって「飛び」とは?
ゴルファーは、なぜこんなにも「飛び」にこだわるのだろう・・・。
「どうしたらボールをもっと飛ばせるか」このテーマにほぼ全てのメーカーが最先端技術を集めて研究し、何ヤード伸びたと謳えば、ゴルファーはこぞって買い求める。もちろん、飛べば残りの距離が短くなり、短くなれば易しいクラブで打てて、スコアがアップするという机上の空論は成り立つ。しかし、「飛ぶクラブに替えた」と「スコアがアップした」がこれ程までに一致しないスポーツも珍しい。それでもゴルファーは1ヤードでも「飛ばす」ことを求めて止まない。
そんな「飛び」について考えてみよう。そして、最後の章では飛びについての驚愕の最終結論が・・・。
飛びのメカニズムとは?
そもそも、飛びとは何で決まるのだろうか。通常、飛びを決めるのは「初速・打ち出し角・スピン」の3要素と言われている。この3つの要素にスイング・クラブ・ボール・ヘッドスピード・スイング軌道等のさまざまな外的要素が起因し、それらの相関が「飛び」を決定する。各メーカーは、このクラブとボールが当たるインパクト時に何が起きているか、飛び出したボールが何に影響されるのかを必死に研究している。クラブではヘッドの素材やロフト、形状、ヘッドスピードやスイング軌道、ボールでは、素材や構造、ディンプルの形状や配列等がその研究要素となる。研究者達は各パーツの「最大値」を求めて躍起になっているのである。
飛距離を伸ばそう@(グッズ篇)
ゴルフはやっぱり飛ばないよりは飛んだ方が「楽しい」。ここでは、クラブやボールから一旦離れて別角度から「飛び」を求めてみよう。ご覧の通りクラブやボール以外にも「飛び道具!?」がたくさん存在する。これらは摩擦や人間工学に基づいて創られたもので、ゴルフの「腕前」とは無関係に平等に働くであろう。気になるアイテムは是非試してみよう!
飛距離アップに貢献するのはクラブだけじゃありません。 世の中には飛ばしをサポートするグッズがいろいろあるのです。
※価格は2009年1月時点の情報です。

4ヤードモア ゴルフティー
〈ヤマニ〉¥840(税込)
マシンテストの結果普通のウッドティーよりも
約4ヤード飛ん だことからネーミングされた
プラスティック製のティー。
6本の爪でボールを乗せる。

ゼロフリクション
〈ゼロフリクション〉¥798(税込)
ドラコン世界選手権のオフィシャルスポンサーにもなっているゼロフリクション。ドラコンの世界では定番でトップ選手の多くが使用。
ステージ部分が小さくアドレナリンが出て手が震えるとボールが乗せにくいが、それだけ摩擦が少ないということでもある。自然環境にある素材で作られているため、地球にやさしいエコグッズ。

スコアアップテープ
〈ライト〉¥787(税込)
タメとひねりをアップさせて飛距離をアップさせるという綿テープ。左脇から腹にかけて斜めにテーピングすることでテークバック時のコイル感覚が強調され、右ひざから内股にかけてテーピングすることで下半身の安定が得られるという。

メガフライト +20
6個入り ¥1,800(税込)
反発力に優れる高強度高弾性ラバーを コアに使用。公認球と同じ大きさのまま ボールを重く硬くすることで飛距離アッ プを実現している。非公認球なので競技には使えないが、飛距離は確かに伸びる。
フットピース
〈オープンフェース〉¥2,100(税込)
ドラコンプロ安楽拓也選手考案による飛距離アップ補助具。両足の親指と人差し指の間にはめるだけでフットワークがよくなり飛距離がアップするというスグレモノ。
素足にはめてその上から靴下を履く。親指と人差し指の間に異物があることで母指丘の感覚が研ぎ澄まされ、地面を利用して飛ばせるようになる。


飛びグローブ GLTV70
〈ブリヂストンスポーツ〉¥2,100(税込)
ハイグリップ素材のトライト3000TSを手のひら部分の表裏に採用することでグリップ力が大幅に向上。さらには手の甲に異素材を帯状に配置するクロスカットα製法でホールド感を高めてある。

飛びゅ〜ん
〈ナトップ〉¥1,260(税込)
グリップの上から装着する薄いラバーで、力要らずの緩まないグリップがゴルファーのベストスウィングを引き出してくれるという。
飛距離を伸ばそうA(アドレス篇)
「飛ばしたい」なら飛ばしの「プロ」に聞こう。飛ばすことを「仕事」としている人!
そう「ドラコンプロ」の安楽拓也選手!今よりもっと飛ばすためのアドレスを解説しよう。

安楽 拓也(あんらく たくや)/1970年生まれ、愛知県出身。
自他共に認めるドラコン界のベストスウィンガーでL-1アマチュア部門の初代王者。公式最長飛距離404ヤード。
- ・2007L-1グランプリ日本一決定戦 優勝(アマチュア部門)
- ・2008LDJ日本一決定戦6位
- ・2009(第11回)ゴルフダイジェストドラコン日本選手権
世界ドラコン代表決定戦 5位タイ - ・2009LDJ日本一決定戦 準優勝
アマチュアに多い腰高アドレスでは飛びません 飛ばせるアドレスは矢印のイメージです
飛ばない人に共通するのは 「腰高」だということです。アドレスで腰が上がると楽なのでつい腰を高く構えてしまいがちですが、それだと体重移動ができないので飛びません。ゴルフスウィングで重要なのは「いかに体を動かせるか」ということですが、体を動かすには頭を動かせるようにしておかなければなりません。腰が高い、突っ立ったようなアドレスでは頭が動かせませんから、当然体も動かせず、手で打ちにいくしかなくなります。
僕にはこのようなアドレスはカタカナの「ト」のように見えます。このアドレスでも一応回転はできるし手でボールを打つことはできますが、体重移動はできません。また突っ立ったまま手を前に突き出しているわけですから、手のポジションは重力に逆らっていることになりミート率は悪くなります。あまり良いことはないわけで、腰高アドレスは直したほうがいいと思います。


僕の理想アドレスのイメージは矢印。体が骨盤からしっかりと前傾し、矢印の頂点からクラブのシャフトがボールに向かって伸びている形です。このように構えればしっかり体重移動できるし、手が自然なポジションにあるのでインパクトで元に戻しやすいのです。





飛ぶクラブとは?
「飛ぶアイテム」「飛ばすコツ」について紹介してきたが、では本題のクラブで本当に飛ぶようになるのか?もちろん「YES」なのだが、みんなが思い描いている「飛ぶ」とは少し違っているようだ。先程登場した、安楽拓也ドラコンプロ。飛距離を争う競技ではあるが、一定エリア内に入らないと記録にもならない、むしろ飛距離よりも方向性が重視されるシビアな世界の住人。その頂点に立つ男が選んだクラブとその理由とは・・・。
何だ!このクラブ!? 滅茶苦茶飛ぶし、曲がらない
はじめにネクスジェンの出会いを聞かせていただきますか?
安楽:衝撃的でしたね。去年の6月にはじめて見たんですが、そのときは正直「僕たちドラコン選手が使うクラブではないな」と思ったんです。シャローだし、いかにも易しそうな感じだし、アベレージの人たちにはちょうどいいとは思いましたけど、自分が打つとたぶん吹き上がるだろう、と。ところが実際に打ってみたら、吹き上がるどころか強い球で滅茶苦茶飛ぶし、曲がらないじゃないですか。
「何だ!このクラブ!?」って驚きましたよ。
今まで飛ぶドライバーも飛ぶヘッドもどちらも試してきたけど、飛びと易しさは両立しないと思っていました。飛ぶクラブは打ってみるとちょっと難しいし、やさしいクラブは思ったほど距離が出ないんです。NEXGENのドライバーは易しくて飛ぶ。これにはびっくりしました。今まで僕が使った中で一番易しいモデルですね。
芯を外しても飛ぶ!やさしいから自分の力を100%発揮できる。
具体的に良い点を教えてください。
安楽:弾きが良くて飛ぶヘッドだということですね。どんなに良いシャフトをつけてもヘッドのポテンシャルをもっていないとダメだと思うのですが、重心バランスが絶妙ですね。それに何よりとにかく「易しい」!「易しい」のに「飛ぶ」、この順番が大切なんです。
400ヤード飛ばして記録を残さなければならないドラコン選手がアマチュアゴルファーに薦められるクラブなんてなかなかないですよ。
飛ばしのプロが選んだ「NEXGEN」とは?
あれこれと「飛び」について考えてきたが、安楽プロの話しを総合すると、飛距離は「易しさ」の上に成り立つのだということが伺える。プロゴルファーですら1日の試合で「芯を食う」のは数回だという。ということは、アマチュアゴルファーが「芯を食った」時の「飛び」について考えるのは、ほぼナンセンスに近い。メーカーが考えるクラブの「飛びの進化」より、ミスヒットによる「飛びのロス」の方がはるかに大きいからである。アマチュアゴルファーにとって1日数回しか使わないドライバーの性能に必要なのはスイートスポット周辺に当てられる「ミート率」!クラブが持つ性能云々よりも、限られた使用時にもミートできる「再現性」だったのだ。すなわち「操作性の良い」=「易しい」クラブということになる。この「易しさ」を求め信念を燃やした1人の開発者が辿り着いたクラブ、それが「NEXGEN ND801」なのである。

NEXGEN ND801の開発者 桜木博公は語る
「本当に優れたクラブというのは、3〜4球打っただけで誰もが打ちやすさを感じることができ、ミート率も常に80%前後の確率でキープできる基本性能を持っているべき。さらに、オフセンターでミスヒットしても、ナイスショットで220ヤードの人がミスをしても200〜210ヤードは飛ばせる許容範囲の広さが良いクラブの条件でしょう。真芯に当たればたまに230ヤードぐらい飛ぶけど、ミスをしたら180ヤードしか飛ばないというクラブでは意味がありません。「易しさ」とは、打ちやすさ・ナイスショットの確率・ミスの許容範囲のトータルなんです。」



