やさしいアイアンの定義って何だと思います。「打ち易さ？」「飛距離？」「高弾道？」とさまざまだと思いますが、本日紹介するのはヤマハから昨秋発売のアイアン「RMX216」を取り上げます。
　今現代のアイアンって2極化が進んでいると思いませんか？「オートマティックに楽に真っすぐ飛ばせる」タイプと中上級者が好むような「打感や操作性、抜けの良さに特化した、ある程度の技術を求められる」タイプで分かれるのではないかと思います。
　
　「RMX216」は完全に前者のタイプとなります。まず構えた感じは、グースネックで、球を包み込むイメージが湧きやすい顔だと思います。ソールはワイドでいかにも低重心・深重心を意識した造り。このモデルも5番で24度とストロングロフトですが、とりあえずフェースに当たればクラブが仕事をしてくれるような寛容性も持ち合わせたアイアンのような気がします。
　飛距離性能も抜群！今まではフェースだけに使用されていたAM355マレージング鋼をボディにも採用。一体成型でよりたわんで反発する構造で弾きがハンパではありません。
　
　もちろん好みの問題はありますが、私たちアマチュア、特にスコアメイクに苦しむゴルファーはこういった「クラブに助けてもらう」的なアイアンも良いのでは？と個人的に思います。そういった意味では本当に今は選択肢が多くて選ぶのが大変な時代になった。逆に言えば自分のレベルに合ったクラブを選択することがスコアアップの近道になる！ということですね。
当店ではそのお手伝いができればと思っていますので、セッティング診断も含め、わからないことがあればぜひスタッフに気軽にお声かけくださいね。