というのも、今回は13度目の防衛戦。あの元WBA世界ジュニアフライ級チャンピオンの具志堅用高氏が持つ防衛記録に並ぶことができなかったわけです。やはり具志堅さんの記録がいかにスゴイ記録なのか今回クローズアップされたわけですが（ちなみに具志堅さんはゴルフの腕前シングルハンデだそうです）、この13度目の防衛戦に最強チャレンジャーを選んだのですから、山中選手にも拍手を送りたいです。

山中選手は4ラウンド途中でセコンドからタオルを投入されてストップされたので不完全燃焼な感じがしているでしょう。しかしこれも勝負の世界。残酷です。
山中選手と言えば何と言っても「神の左」と形用されるほど左のストレートが強烈で何人ものチャレンジャーをマットに沈めてきました。まさしく日本刀のような切れ味で対戦相手がバッタバッタマットに倒れる姿は爽快ですら感じました。

足掛け2006年のデビューから11年、戦い続けてきたのですから引退するしないは山中選手本人の決断。今しばらくはしっかり休養をとって英気を養ってほしいですね。個人的にはあの左ストレートで、ルイス・ネリにリベンジKOして欲しいな～。