さて、今日のお題。最近のドライバーはカチャカチャでロフトを変えられるのが普通になってきています。
しかしながら、ロフトを10.5度と決めたと想定して、
最初から10.5度が良いのか、それとも9.5度を寝かせるのが良いのか、疑問に思いますよね？
これ実は大きな違いがあります。
それは「フェイスの向き」。最初から10.5度のクラブより、9.5度を一度寝かした方がフェイスは左を
向くんです。（逆にロフトを立てるとフェイスは右を向く）
じゃあ一体どちらが飛ぶんだ？と疑問に思いますが、これ主観なんですけど、初級者やスライサーは
やはりフェースが左に向いたドライバーの方が相性は良いと思います。ボールを摑まえることが出来るし
、もちろん絶対にそうだ！と言い切れない部分はありますが、フェイスの向きって心理的にゴルファーに与える影響は
大きいですから無視することはできません。
フックフェイスのドライバーがスライサーにとって良いのかどうなのかという面ですが、私　フッキー　にとっては
好影響もありました。昔、私が超絶ドスライサーの時、テーラーのバーナー（2007）ドローというモデルを使っていたんですけど、
（スペックは10.5度リアックスＳＦ４９のＳＲ、ソールに鉛１５グラム程ペタペタ貼って！）ほとんどスライスが出ず、まっすぐしか飛ばない！という現象がありました。
いまじゃとても使えないと思うんですけど、その時はスライスを克服した！と勝手に勘違いしたもんです（笑）
でもまっすぐ飛んで安心して振り切れることでスイングリズムが良くなり、アイアンやその他クラブ、スコアにもよい影響がありました。
今となっては良い思い出ですけどね。

簡単にいえば、調整機能付きのドライバーでスライスに困っているなら、ロフトアップを一度試してみてください。
そのためのカチャカチャですので、使わない手はありませんよ。