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2017.05.12
どーもオカダです。
先日タイトリスト祭りといえる程タイトリストの買取がありました。
その中でウエッジの定番 タイトリスト「VOKEY(ボーケイ)」のSM5がまとめて入ってきたので今回のネタにしてみました。
そのロフト角・バウンス角・ソールタイプの組み合わせだけでも20種類近くにも及びます。
ソールの削り出しのパターンは5つもの種類があります。
グラインドM、S、K、Fとソール形状が分かれます。
例えば、バウンスが10度前後のMグラインド。ソール後方トレーディングエッジ、トゥ・ヒール両サイドが大きく削ってあるこのモデルは「開いてフェースをななめに使う」ことに適しているモデルになります。
トゥ・ヒール側を大きく削っているのは開いた時にヘッドの''すわり''が良くなる為で、ヘッドが浮く感じもありません。
アプローチ・バンカー等で開いて打ちたい方や、多彩な技を使う方にお勧めです。
そして、ハイ・バウンスであまりトレーディングエッジが削られていないKやFグラインド(11~14度)は深めのラフからのショットや、サラサラの目の細かいバンカーショットなどで、さほど開かなくても"やさしく脱出できる"など比較的初級者でも扱えるモデルです。
逆にバウンス6~8度のロー・バウンスのモデルは湿って固めなバンカーで対応しやすいといえます。
1年のシーズンを考えた時、冬から春にかけて芝が薄くなります。夏は芝が元気に繁ります。 芝が薄い所やベアグランドなどシビアな環境では「ロー・バウンス」が打ち易い。
但し、正確なミートが必要になるのでフェースの開閉でバウンスを巧みに操れる中・上級者向けともいえます。
逆に夏の芝が元気なときは「ハイ・バウンス」のもの。
トッププロのみならずアマチュアにも大人気のタイトリスト「ボーケイ」ウェッジ。設計者は巨匠ボブ・ボーケイ氏。
競技志向のゴルファーになると季節・芝の状態・ライでバウンスを使い分けるそうです。
ボーケイの人気の秘密は色々な環境に応じた多様性・バラエティの豊富さにあるのかもしれません。