SHOP BLOG
2017.09.07
ここ十数年に発売されたドライバーのほとんどは、打っているので「これは飛ぶ」「飛距離のポテンシャルがある」ヘッドであるというのは、すぐに分かります。さすらいのゴルフ芸人ヨリー藤村です(・ิω・ิ)それは二日酔いで球を打っても分かります。(ほんまです)
それは9月15日発売のブリヂストン「ツアーB JGR」です。いきなりガンガンの宣伝モードですいません。ですが私は3年前からこんなドライバーが出るだろうなと思っていて、ようやく発売されるから興奮しているんです。実際に試打した。飛んだ。以下絶対にライバルに差がつく「うんちく」をどうぞ。
さて3年前、私は「これはとんでもないゴルフクラブ技術が世に出てきたぞ!」と思ったことがあります。それはツアーステージブランドという一つの時代を終了させ「ツアーB」という世界統一ブランドを掲げたブリヂストンゴルフのJ715シリーズ。そのドライバーのフェース面に搭載されていた「パワーミーリング」技術です。
簡単に言うとフェース面のスコアラインを細かい間隔でレーザーで刻んだザラザラした表面です。これは一体何なのか?それはドライバーショットでは、目の敵にされている過剰なバックスピン量を減らすものでした。(ほんとゴルフって面白いスポーツだよね~。スピンが必要な時もあれば要らない時もある。)それまでドライバーでバックスピン量を減らすにあたって考えられていたのは、ヘッドの重心設計を低く、浅くする事です。ただし、重心を浅くすると弊害も出てくることも分かっていました。ヘッドスピードがあまり出ないゴルファーや、球を捕まえることを苦手にしているゴルファーには「スライスする」「球が上がらない」とゴルフクラブになってしまうのです。で、その「パワーミーリング」ってのは重心設計に関わらずフェース面の仕上げだけで「バックスピンを減らせる」んだってよ!これってヤバくないですか?捕まりと球の上がりやすさを持ったヘッド設計にしながら、要らないバックスピンを減らして球を強くすることができるんですから!だから私は「とんでもないゴルフクラブの技術が世に出てきたぞ!」と思った訳です。
→ちなみに、タイヤで有名なブリヂストンさんですから、摩擦の現象を研究してゴルフのインパクトに活かしたということなのです。まさかボールがフェース面で少し上に滑って余分にバックスピンが入っているなんて思いませんよね。あと摩擦の世界ってまだまだ解明されていない事も多いようですね。二日酔いでまともに立てないのも、摩擦が関わっているかもしれませんよ!そこのさすらいさん!(ほんまかいな)
では、そのJ715ってドライバー最強なんじゃないですか?って。はい、めっちゃいいドライバーです。ただし、重心の長さという項目が、本当の意味での一般ゴルファー向けでは無かった。(けっこう短いので良い言い方をすると、操作性が良い。悪い言い方すると、ピーキーである。)もちろんテイクバックでフェースを開き目に使ったり、球筋を操りたいゴルファー、大き目ヘッドでフェースの返りが悪いと嘆いているゴルファーとか、めっちゃ合う人もいるんですよ!そしてその後も、そのフェースミーリングを採用したドライバーはJ815と前作JGRと続いていきます。J815もいいドライバー。少し重心も長くなり、現代的なドライバーの流れに動きました。そして前作JGR。「GR」と名前の付く歴代モデルはしっかりと球の捕まりを意識したモデル。スライサーのゴルファーにめっちゃいいドライバーでした。ですがですが!USPGAツアー選手のB・スネデカー選手や男子プロなんかもこのドライバーを使用することになるのです。私は正直驚きました。捕まりが欲しいゴルファーでも「ヘッドのアップライト感」がきつめだったので、プロには無理なんじゃないかと思っていたからです。一般ゴルファーもそう思って少し敬遠する方も、正直いらっしゃいました。その旧JGRが発売されても、私はずっと思っていました。いつかこの9月15日に発売になる「ツアーB JGR」のような、
「内部構造は捕まりが良いけれど、フックフェイスもきつくなく、なおアップライト感も感じないようなドライバーが発売されるのではないか?」ということです。ようやく願いは叶いました。
では実際に試打してみましょう。驚いた。前作より、インパクト以降ヘッドが前に押し込まれる感覚が強い!数値で見てもそれは明らかで、それは二日酔いで出る初速ではありませんでした。いつもより体感1m/sは楽に出る。肝心の球筋は、もともとドローが持ち球のワイ将なので、もっとドローがきつくなってしまうのではないかと思っていましたが、そんなことは杞憂でした。ドローヒッターの悪い癖「フェースをあまり返したがらない病」なスイングをしても、しっかりとまっすぐ強い球で飛び出していく。それが分かってしまうと、どんどん振っていけます。振ります。そして、正しいスイングプレーンをなぞって、フェースの返しをしっかりと行なっても怖くない雰囲気を漂わせ始めます。(そういうのが本当の正しいスイングだというのは、甘んじて受け入れます( ´艸`))これはドローヒッターにとっても、スライサーにとっても右を消して、安心して振っていける。きついフックフェイスや変なヘッドの返りが無くても安心して球が捕まるドライバー。スイング自体にええこともいっぱいあると感じました。
次にシャフトの事を書いていきますと、基本搭載のメーカーオリジナルシャフトのTG1-5これは51~53グラム台のもの。これがまた、めっちゃタイミングが取りやすい。シャフトのタイミングの取りやすさってやっぱり手元とか中間部を適度に緩めるといいよね~と思っていたら本当にそんな作りにしてあるそうです。さらに45グラムと軽量のエアスピーダーGは軽くて良く走る。でも先端が嫌な返りをしない。これがポイントだと思いました。そしてシャフトメーカーのカスタムシャフト、グラファイトデザインの「IZ-5」とフジクラの「スピーダーエボリューションⅣ 569」を打ちます。「IZ-5」はこのヘッドとの相性が最高です。捕まりの良いヘッドに手元がくいッとしなるシャフト。この組み合わせ好きな人が多いと思います。そしてエボ4。。。私にはこのシャフトを表現するのが難しいです。それ程に癖が無く、ど真ん中な感じがしたからです。「誰もが試せるフジクラスピーダーシリーズ」とでも言えると思います。ああ~TG1-5のSRとかめっちゃ良かったよね~。あ、あと大事なことはグリップのモチモチ感がアップして前作よりも質感が相当上がっています。カラーもブラックですし汚れにも強い。
色々書きましたが、私もゴルフ業界15年以上経ちました。飛ぶ飛ばないヘッドのポテンシャルぐらい分かります。ブリヂストンさんは今回のドライバーを「飛距離モンスター」とプロモーションされていますが、私にとっては「ものすごく頼りになる心強い親友」と感じました。さて皆さんの「モンスター」のイメージはいかがでしょうか?
9月15日以降ゴルファー達にどんな評価が広がっていくのかワクワクしますね。
最後に、わざわざ福井までお越し頂き、試打勉強会を開催して頂いたブリヂストンの小柴さんと安藤さんありがとうございました~m(__)mこんな感じのブログでいいですか~(笑)でも何にも盛ってないですよ。思うがまま感じたままを表現しました。
詳しいお問い合わせや、今回ゴルフパートナーでお買い換えの場合「下取り優遇対象商品」などがありますので、ぜひこちらにお電話でご確認くださいませ~
→0776-52-8107