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2018.02.20
なんかねワレワレクラスになってくると、キャロウェイの発売前のボールが送られてくるので、送ったからちょっと試しとけよ的な感じだと忖度しますので、久々にブログ書いちゃおう。さすらいのゴルフ芸人ヨリー藤村です(・ิω・ิ)一つだけ言っておくと、キャロウェイさんから直で「このボール使ってくだせい。はは~m(__)m」みたいな感じじゃなくて、ゴルフパートナー本部というクッションを通して送られてきていますので、自由に書けます。書いちゃうぞ。
さて届いたのは、3月2日に発売予定のキャロウェイ「クロムソフト」と「クロムソフトX」。どちらもソフトと付いてるからなんかアマ向け?みたいに思いがちですが、簡単に言うとプロ球です。つまりメーカーがプロに提供する花形ボールであり、「ガチ」ボールという事。もうメーカーからしたら、クラブ契約プロに使ってもらいたいのはもちろんの事、契約外の選手にもイパーイ使って頂きたいそんな位置付けなんです。他のメーカーで言うとプロV1に対するプロV1x、ZスターとZスターXV、TP5とTP5X、ツアーB XSとツアーB Xとそんなとこ。書き順は全て柔らかめ→硬めと硬さの順番です。前まではここにナイキが食い込んできていたのですが、そのナイキでボール開発をされていた「ロック石井」さんという方は、現在キャロウェイにいらっしゃいます。「ロック石井」さんというのは簡単に言うとタイガー・ウッズのボールを作ってた人。同じ日本人として、とんでもなく誇らしいお方です。なんせナイキ→キャロウェイの移籍で株価が動くんですから...詳しくはこちら→https://www.golfdigest.co.jp/digest/column/back9/2016/11/29/g.asp
で全盛期のウッズにウレタンボールへのチェンジを促したり、「レジン」素材をボールに初めて使ったりと、ゴルフボールの世界に革命を起こしてきた彼が今回試みたのが「グラフェン」という素材を使う事。おい!ヨリーやい知ってるかい?「グラフェン」って。知らんわい!という事で調べると...鉛筆の材料の黒鉛から抽出できる素材で、「ゆらぎ」により無尽蔵のクリーンエネルギーを得ることができるかもしれないマジデしられないゆらぎゆらぎゆらゆら・・・結論「軽くて、薄くて、強靭!」以上!それをボールのカバー下、言い方を変えるとコアの周りに配したと。私がなんとなく感じたのは「この場所への配置はプロ球だから効果的だよね」ってこと。ボールって中心を重くしたほうが、スピンがかかりやすく、外側を重くすればスピンはかかりにくくなるから。つまりスピン量は中心の重さとウレタンのカバー材に任せて、外側の「グラフェン」の強靭さを初速のアップやミスヒットした時の落ちにくさという事に使ったのではないか?という事。おい楽しみじゃないか。
では実食。ここはガチにやっておきます。
キャロウェイの2つのボールを比べるだけじゃなく、いつもの実使用クラブとボールを使って確かめてみようじゃないか。ドライバーはTW727の455でアイアンはオノフ2017KURO、ウェッジはネクスジェンフォージドの54度、パターはホワイトホットXGプロトのテロン。ボールはネクスジェンツアースペック。(これ実はブリ〇ストン製ね。ツ〇ーB330XとB330Sの間ぐらいの硬さの超コスパ良いボール)
いつものネクスジェンツアーからクロムソフト、クロムソフトXという流れをどのクラブでもやってみます。まずはパター。いつもの静かで低めの音がね。。。入らなそうなイメージがまた湧いてきますわ。。。あかんやんw気を取り直して、クロムソフト。これは意外!澄んだ高めの音が出ます。パターのヘッドスピードだったらコア関係ないから、これはカバー材の感じかな?久々にワイのパターの樹脂部分が仲間に会えてうれぴーウレピー言うてますかいなと言ったイメージです。そしてパター繰り返しく打っている時にボールを手繰り寄せてパターヘッドのソールでグッと押さえつける時あるんですけど、この時確かにコアに何かがいるのを感じ取れましたよね。あんまりいつも聞かない音するの。そしてクロムソフトX。さらに音が高い感じ。音だけで、ボールの直進感が変わりそうで面白いですよね。まあ全ては好みですけれど、打ちすぎるような人は、少し高めの音のボールの方が相性がいい気がしますよね。
次はチッピング。はいはいこれもいつも通りのイメージよりちょっと低く打ち出されるネクスジェンツアーwからスタート。(おいあかんのちゃうのw)そしてクロムソフトは...何?このカツーンっていうクリアな音?音が澄んでるよ。。クロムソフトXも同じくカツーン。これちょっと癖になりそうでした。カツーンなんですけどちゃんとスピン効いてそうなんですよ。おそらく芝の上からだともっと音の違いが出て気持ちいいんじゃないでしょうかね。
そしてウェッジの8割ショット。ネクスジェンツアーはうんうんいつものフェースでつぶれる感じが気持ちいいね。そしてクロムソフト。あれ?少し高めの音期待してたのに突然おとなしくなりました。クロムソフトXは少し硬めな感触はあるもののこちらもおとなしめ。そうきたか。
はいでは7番アイアンいってみよ。ここらになってくると音の違いは正直分からない。。。ただクロムソフトとクロムソフトXはドーンって前に進む感じがすることがあった。
最後ドライバー。ネクスジェンツアーはやっぱ曲がらないね~。そしてクロムソフトは...ん?なんか勢いあるよね。クロムソフトXは少し硬さの中にその勢いがあるよね。7番以降に感じる勢いこれが「グラフェン」?
はい。たくさん打ったら汗だくおじさんの出来上がりです。
いや~ほんま最近のツアーボールは凄いですわ。ヘッドスピードに応じた必要な性能を全て実現してきますから。私はディンプルパターンが六角形になってから敬遠していたキャロウェイのボールですけど、そのディンプルパターンも穏やかになっていますし、このようにツアーボールの選び方は、それぞれのヘッドスピード帯のどこが気に入るかで選んでいいと思います。ほんと各社の性能凄いから!まあこんな感じで、少しでも皆様のボール選びの参考になればと思ってやってみました。
「結論」=そこそこのヘッドスピードが出せるプレイヤー(男性に限らずってことね)は、やっすいボールを使うんじゃなくて、まじで一回ツアーボールを使ってプレーしてみた方が良いよ!これだけメーカーが命を懸けて1打を良くするために研究開発されているボールを1球500円程で使えるんですから、試す価値はある!
という事で、今回試打で使ったキャロウェイ「クロムソフト」と「クロムソフトX」はこの記事を読んでいただいた皆様に無料プレゼントしたいと思います。おひとり様1スリーブ(3球)で8名様へご提供いたします。もちろん店頭での受け渡しのみですよ~。( `・∀・´)ノヨロシク