SHOP BLOG
2019.01.20
どうも。ヨリンクシー?藤村です(・ิω・ิ)
「お店の外の白い壁にバンクシーが現れて、毎日店にぎわって大変なことにならへんかな~?」って思いながらニヤニヤしているのではありません。ここ北陸では、1月の中盤に雨がうれしいのです。雪が1ミリも積もっていませんから。昨年末に暖冬暖冬暖冬...と念じたかいがありました。
さて期待のテーラーメイドM5&M6についてそろそろ書かなくてはという事で、重い筆を持ち上げた訳ですが、まずは「テーラーメイドとσ(゚∀゚ )オレ」について振り返りたいと思います。あれは何年前...止めるあなた駅に残して初心者の頃にR300シリーズのR300の8.5度でスピーダー661(X)へのリシャフト品を、学生ゴルファーから譲り受けたのが間違いの始まりでした。何が8.5度だと。スイングプレーンが下からになったのはこのお陰様です。何がリシャフトブームに乗ってスピーダーだと。一撃の飛びを求めてOBとの長い付き合いが始まったのは、このフレックスのお陰様です。長さも何故か46インチぐらいで組んであったので、糸ノコでギコギコ切ったのが懐かしい思い出です。その頃から「バランスガ~」とかいう人いっぱいいたな~(懐かしい)まあともかく、この頃から打感含めて、私の中ではテーラーメイドのウッドの素晴らしさには、何か得体のしれない魅力を放つものとして感じ続けている訳であります。
今回、フェースにネジついてまっしゃろ?2019年になっても得体のしれない魅力は健在。しかしながら結論を申しますとネジ自体に大きな意味は無く、一旦高反発にしたフェースの反発をあえて下げるためのレジンを挿入するための穴塞ぎという事。ですが実物が届いたお店で私はこう思いました。ネジ取って中身見たろかな?w世の男はだいたいこんな事を思います。
しかし、イメージしていたよりもネジは小さく、当店にある最小のT型トルクスレンチでも回せそうにありませんでしたwやめといたるわ!w
では気を取り直して、M5&M6をそれぞれ構えてみます。どちらも9.0度です。ロフトは10.5度との2種類ですので、まず思ったことがあります。ここ数年のドライバーはどのロフトを選ぶのかの技量が鍵であるという事。それは単に角度だけの話ではなく、打ち出し角、そしてそのヘッド毎のスピン量の傾向、構えた時のロフトの見え方、またフェース角とのバランス、可変スリーブで調整するのか?しないのかも考慮する必要があるという事です。今回写真では非常に分かりにくくて申し訳ないのですが、M5よりM6の方がフェース角が少し開いて見える傾向にありました。そして9.0度と立っている方のヘッドで少しビビってた私ですが、打ち出し角は表示角度の割に上がる方だと感じました。ただ、これに関しては長さが45.75インチでどちらもノーマルシャフトだった事もあるので、参考程度にして頂けたらと思います。
では続いてノーマル外シャフトを使いたい方の為にヘッド重量調査です。
仮で置いているスリーブは約6グラムです。やはりM5の方が少し重くなっていましたね。M6の純正シャフトFUBUKI TM5(2019)のカウンターバランス気味な事と、
グリップ重量が少し軽めな事による総重量の軽さを考慮しても、M5のヘッドの方がズッシリと感じたのは間違いではありませんでした。今の所、男子プロが軒並みM5を選んでいる様子は、彼らのヘッドスピードだとやはりM5の重量帯なのかな?というのと、2つのウェイトの微調整による振り感の変化、スピン量の調整でコチラを選んでいるのではないかと推測しています。
このウェイトの移動はほんとに上手くできています。振り感もスピン量もしっかりと変化します。
ここでヘッド重量についてのポイントです。それは自分の基準を把握しておくことです。自分は何インチで(測り方もしっかり同じやり方で統一して)ヘッド重量何グラム以上あったら振りにくくなるのかの基準です。店頭に置いてあるヘッドデータ表でここ数年の主なヘッド重量は調べられますし、載っていなくてもネットで大体調べられます。最終手段はシャフトを抜いて量ることですが。。私の場合45インチ(60度法計測)で200グラム以上あると辛いのが基準です。最近は44.75インチの201グラムというのがマイルール(笑)それによって、組んだ時の長さをどれぐらいにするのかの判断がつけやすくなります。
さて私なりのM5&M6の試打総評→どちらも初速はしっかりと出て、今の飛ぶドライバーとしての基準は大きくクリアしていると感じます。(ギリギリ狙っているのだからそうじゃなかったらマズイでしょ?というのは置いておいてw)スピン量は打点や入射角をミスっても3000を越える事は無く、安定して低スピンしているのを感じました。フェース角の極端な開きに見えるのが、前作より抑えられたように見える事は(ここの表現苦慮しますw)かなりの好評価だと思います。そしてM6の掴まりがほどほどに良い事、M5のウェイト調整による変化のできる重めヘッドとそれぞれにしっかりと特色のあるヘッドな事はアマチュアゴルファーの選びやすさに繋がっていると思います。打音はM5の塊感、M6の芯の広さ感を感じます。好みの問題ですが、フェース裏側でフェースをレジンで抑えている事でそうなっているかな~と少し期待していた、往年の低めマイルドな打音になっていなかった事が個人的には少し残念でした。
最後に、どちらもノーマルシャフトですと45.75表記ですが。。。
何故かM5の方が長く出ますの。。。そうでなくてもM6よりヘッド重めなんですから、もう少しノーマルシャフト使うユーザーの為にもちゃんとして欲しいな~と思います。問い合わせたらきっとメーカー独自の計測でとかなんとか言われるんだろうな~(遠い目)
しかしながらウッドの実力ナンバーワンのテーラーメイドですので、契約プロ&契約外プロの動向をチラチラ眺めながら、私のファン道はまだまだ続くのであります(・ิω・ิ)