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2018.12.14
どもど~も、タミフルです。
最近、寒くなってきたので、外に出る時はネックウォーマーを肌身離さず付けて外出しています。
前回のネタで「重心の高さ」について取り上げる予定でしたが、一緒に「重心深度」について取り上げようと思います。
まず最初に重心の高さについてお話致します。
皆さんはドライバーを飛ばす為に必要な要素は何かご存知ですか?
知っている方も多いと思いますが、知らない方へ簡単にご説明すると、初速、打ち出し角、スピン量という3つの要素が「飛びの3大要素」と言われています。
この重心の高さはこの飛びの3大要素の2つの、打ち出し角とスピン量に大きく影響を与えます。
重心の高さについては、クラブへッドの重心高よりも高い位置でボールをインパクトすると、低スピンの弾道が打てる事が可能になります。
ヘッドスピードにもよりますが、バックスピンの理想値は2400回転前後が理想とされています。
ヘッドスピードの比較的遅いプレイヤーは回転数が少し多め、ヘッドスピードがとても速いプレイヤーは2000回転以下のスピン量が飛ばしには有効だと言われているようです。
お手軽に弾道の初速を測る事が可能な簡易計測器では、スピン量を計測する事が出来ないので、いまいちピンとこない数字かもしれませんが、スライスに困っているゴルファーの多くは、スピン量が多い事で飛距離をロスしている方が多いと思いますので、比較的低スピンのボールが打ち易いモデルを選ぶ事はとても重要なポイントだと思いますよ。
次に重心深度についてお話します。
重心深度は、ヘッドの重心からフェースまでの距離の事を言い、重心にも浅重心と深重心の2タイプあります。
ヘッドの中心部(空中に存在する位置の事です)
特に深重心のヘッドは大きなキャリーが出て曲がりにくいボールが打てる事が特徴です。
曲がりを抑えたいゴルファー、スライスを減らしたいゴルファーにとっては、深い重心のヘッドを選ぶ事で、安定した弾道を打ち易くなると思います。
前回の重心距離では短ければ短いほど掴まると書いていましたが、この部分には重心深度も関係し、同じ重心距離でも重心深度が深めなクラブと浅めなクラブにおいては掴まりが変わるので、選ぶ時は要注意です!
特に掴まりが欲しい方には、深重心のヘッドでなおかつ、重心距離の短いヘッドを選ぶと、1回目で解説した【重心角】が大きくなる事で、優しく掴まるクラブの条件を満たす事につながります。
押さえるポイントを決めて選ぶ事で、比較的狙った性能があるクラブをちゃんと選べると思います。
前回に続いて YAMAHA z203の気になる重心深度は38.8mm 重心距離よりも深い深度がありますので、比較的安定性を狙ったヘッド性能になっているはずです。
参考までに前回も紹介した掴まりの良くないドライバーRBZステージ2の重心深度は33.8mmとなっています。
たった5mm程度の数値でも、ボールに与える影響はすごく大きな影響をあたえます。
(Z203の脱スライス性能)これだけ掴まりの良い条件がそろっているヘッドを選べは、きっと今までと違うフィーリングでボールが打てると思います。
しかしゴルフクラブはとっても奥が深いので、ヘッドの性能を活かすのにはシャフトやグリップの性能も重要になってきます。
クラブ重量に関しては、体力に応じた適正な重さを選ぶ事も重要になってきますね。
このあたりも次回以降のゴルフネタで紹介していけたらと思っています。
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