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2018.12.25
「ドライバーならまだしもアイアンにロマンは。。。」
メリークリスマスイブ!!ただこういうイベント系にまったく良い想い出がない金沢店 フッキ― です泣。今日の帰りは一人寂しくコンビニスイーツでも大量に買って帰ろうかな。。。(また太る笑)
3ヵ月ほど前、埼玉在住時代のゴルフ仲間から数年ぶりに連絡がありまして、「アイアンが調子悪い!アドバイスをくれ!」と落ち込んだ声で私にすがってきたA君。彼とは15年来の付き合いで、当時休みが一緒だったこともあり、良くゴルフを共にした仲。彼は元高校&社会人野球出身で、生粋の飛ばし屋。私が記憶している限り1Wで常時270ヤード以上飛ばしてた。しかしスコアはいつも私が勝っていたんです。不思議ですが、彼は典型的な「飛ばし命」タイプのゴルファーだったんです。
彼がいつもスコアを崩す原因はアイアン。アイアンでも''マン振り''しちゃうからどこに飛ぶか分からない、パターはそこそこ上手いんですけどねぇ。
よく聞いてみると「〇〇ゴルフ倶楽部で競技に出ているんだけど、シングルになる為にアイアンを上達させないとマズイ」との事。ちなみに彼のベストは85、私と一緒にラウンドしてた頃は良くて90台、100叩きも珍しくなかった。そんな彼の現在のスイング動画を送って貰ったのを見た私は「昔と変わってないじゃんw」、そうなんです相変わらずアイアンを振っちゃってるんですよね。しかも使用しているアイアンが7番でロフト28度という超ストロングロフト!(モデルは明かせませんが)アイアンのキャリーを聞くと「キャリー?5番で190~220ぐらいかな?」おい!幅広すぎだろ!そうなんです、自分の距離感を全く把握してなかったんです。番手間のバラツキも大きいらしく、その中でもショートアイアンの距離感に悩んでいました。やはりここはちょっと飛び系の弊害も若干あるかと思い、7番のロフトが32度の軟鉄キャビティアイアン(候補は複数あったが、ほぼ私の直感)を勧め、埼玉県内の某ゴルフパートナーで購入したそうです(笑)。ただ決してストロングロフトのアイアンが悪いというわけではありません。(勿論メリットも多い)がアイアンの目的はグリーンに乗せる・自分のイメージした距離を打つことにあります。そこで自分で球筋を作っていきやすい軟鉄鍛造アイアンへのスイッチを進言したわけです。飛び系は車で言う「オートマティック」な直進性の高さや飛距離などの強みがありますが、「マニュアル車」のような操作性は難しいのではないでしょうか。だから彼に薦めたのはマッスルバックの様なシビアなアイアンではなく、両方のいいとこどりで距離も出やすいやさしめ軟鉄鍛造アイアンを薦めました。(ヒント:池田勇太プロ2017使用アイアン)
それに彼のアイアンにはもう一つ問題があって飛び系にありがちな「軽量スチールシャフト」を使用していた。アンダースペックだったんですね。(HS50近くもあるくせに。。)
この軟鉄アイアンに変更してから、グリーンに乗せたい7I~PWの距離感が抜群に良くなり、ドライバーも暴れなくなったとか。こういうのを相乗効果って言うんですかね。
私は決してスイングの専門家ではありませんが、練習ではとことんハーフショット&スリークオーターで打つ様にすすめました。最初はこの地道な練習が面白くなかったそうですが、今月の競技会でベスト「80」が出て喜んで私に連絡が来ました。目一杯振らなくなった事で方向性&距離感が安定してパーオン率がかなり上がったそうです。
ドライバーなら飛距離というゴルファーにとってのロマンは追い求めても、アイアンではリアリスト(現実主義者)であってほしいと思います。私だって7番アイアンでキャリー140~145ヤードほどです。でも飛ばなくても番手間でキッチリ距離を計算できた方が、スコアメイクにつながるからです。やっぱアイアンのロマンってピンの根元に突き刺すことですよ(笑)
A君には今度埼玉遊びに行ったら、お礼にたらふくメシを御馳走してもらう約束をしたことは言うまでもありません(笑)
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