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2015.05.02
いよいよゴールデンウィークが始まりました。
世間は5連休ですが、お店はもちろん毎日営業しております。
また5日連続で埼玉県のウインズゴルフステーション新座で、試打会を開催いたしております。
私も5日と6日は試打会に赴いておりますので、ぜひ遊びにいらしてください。
1年で一番ゴルフクラブが売れる1週間を前に、私はずっと行きたかったゴルフ場に行ってきました。
野田市パブリックゴルフ場のひばりコースです。
http://www.nodapg.or.jp/hibari/
利根川の河川敷に広大な敷地を持つ18ホールのゴルフ場です。
近隣にけやきコースという、林間チックな雰囲気を持つゴルフ場もあります。
今日はひばりコースのご紹介です。
まずアクセスは常磐道・柏インターから7km、北池袋の私の自宅から1時間かからず到着しました。
乗用カートに乗って18ホールのスループレーを、料金はわずか4,500円。
全ての組がスループレーなので、13時20分という普通のゴルフ場にはないスタート時間でプレーしました。
実はこのゴルフ場、クラブハウス2階のレストランが閉店してしまい、今は自動販売機が置いてあるだけの無料休憩所となっています。
しかし4時間ほどのプレー時間であるならば、昼食をとらずにサクッと回ってしまうほうが、有意義な時間の使い方もできるのではないでしょうか。
そしてこの2階からの眺めが絶景です。
まるで海外のリゾートゴルフ場に来たような雰囲気が味わえます。
視界をさえぎるものが無いため、遠くのホールまで見渡すことが出来ます。
巨大な公園の中で自由にボールを打つ様は、初めての人に感動を与えてくれます。
日本のゴルフ場はどうしても山の中にあるところが多いですが、こうしたフラットなゴルフ場が私は好きです。
そしてもうひとつ私がここに行きたかった理由は、レンタルクラブが1,000円と格安であること。
しかも29歳以下は無料です。
私は残念ながら去年30になってしまったので、1,000円支払いましたが、それでもプレーフィーと合わせて5,500円です。
なぜゴルフ場には自分のクラブを持っていくことが当たり前なのでしょうか。
初心者ゴルファーはゴルフを始める前に、まずゴルフクラブを買わされてしまいます。
もっと気軽に手ぶらでもゴルフ場に行けるようになれば、ゴルフ場に若者はあふれるのではないでしょうか。
ほかのレジャーと比べてみれば、ボーリングは圧倒的にレンタルのシェアが高いです。
むしろ「マイボール」や「マイシューズ」を持ち込むと、この人は只者ではないなと思われてしまいます。
初心者に限らず、手ぶらでゴルフに行きたいと思う人は少なくないはずです。
メンバーコースでは、会員がロッカーを借りてクラブを預けたままにし、電車とクラブバスを乗り継いでゴルフを楽しんでいます。
帰りの渋滞とも無縁で、気兼ねなくビールも飲める。
うらやましい限りです。
野田市パブリックには残念ながらクラブバスはありませんが、JR常磐線柏駅、つくばエクスプレス柏たなか駅、東武野田線野田市駅と3路線が利用可能です。
鉄道会社と提携して、1日乗車券・往復バス乗車券・プレーフィー・レンタルクラブをセットにした割引プランも考えられるのではないでしょうか。
公営ゴルフ場だからこそ実現してもらいたいと思います。
便利で格安のレンタルクラブですが、利用者は少ないようです。
その証拠に私の借りたクラブは、まだ未使用でした。
4月になってからおろしたセットだそうですが、もう4月になって4週間が経過していました。
ピカピカなのはうれしいですが、アメリカン倶楽部。。。。
しかもドライバーは390ccの高反発モデルという、もはや発売から10年経つんじゃないかというクラブでした。
ここはテーラーメイド、ナイキ、キャロウェイといった若い人に人気のクラブを期待したいところです。
初心者には分からないかもしれませんが、確実に同伴者のテンションを上げることができます。
「こんなにいいクラブが1,000円で貸してもらえるんだ」と言われれば、誰も悪い気はしません。
「1,000円だから仕方ないよね」と言われたのでは、せっかくのゴルフに水を差されてしまいます。
何も最新モデルである必要はありません。
初心者向けの廉価フルセットが売られていますから、それを貸し出してあげるのがベストだと思います。
レンタルクラブが気に入ったら、きっとそのメーカーのクラブをお店に買いに行くと思います。
海外のゴルフ場で借りたクラブが良かったから日本に帰ってからショップに買いに来る、そんなお客様は結構多かったりするのです。
メーカーの協力を仰げないものでしょうか。
クラブハウスにこういったセットがたくさん陳列されいたら、もっとレンタルの利用数は増えてくるはずです。
ゴルフは決して敷居の高いものではありません。
電車に乗って手ぶらでゴルフ、公営のパブリックで格安料金でプレー、そんな時代が来るのはそう遠い未来ではないと思っています。