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2026.07.17

イングランド北西部の港湾都市リバプールから北へ約30分程の街サウスポートの海岸リンクスに1897年に開場したコースです。過去10度の全英オープンの舞台となりました。歴代チャンピオンには、ピーター・トムソン、リー・トレビノ、トム・ワトソン、パドレグ・ハリントンがいます。1860年に第1回が始まった全英オープンは、今では開催週の1週間でのべ約20〜25万人のギャラリーが訪れる世界規模のビック・イベントになりました。
しかし、第1回から約100年後の1960年頃は存続の危機が囁かれる程、停滞期をむかえていました。今では想像できない事ですが、地理的に大都市から試合会場まで遠く、賞金が高くなかった全英オープンにはアメリカ人のプロ・ゴルファー達からは、その大会出場を敬遠される存在でした。その中、全英オープンの危機を救ったのがアメリカのアーノルド・パーマーです。1961年ロイヤル・バークディールでの大会に参加したパーマーは、最終日の15番パー4で(現在の16番にあたる)でティーショットの第1打を右の深いラフに第1打を打ち込んでしまいます。キャディが第2打は出すだけのショットを進言する中、前方のわずかな隙を狙い、6番アイアンを強振し、見事にグリーンを捉えます。この勢いのまま、パーマー自身の初の全英オープンのタイトルを獲得し、翌年のロイヤル・トゥルーンでのタイトル連覇へ結びつけました。この活躍が世界中のゴルファーの目を再び全英オープンへ注がせ、全英オープンのタイトルの価値を何段階も高めました。1965年には、ここロイヤル・バークディールにてプロゴルファーの全欧州と全米の対抗戦 ライダーカップの舞台も務めた難コースです。
同じ場所にさらにもう1つの18ホールのコースが造成できるほど広大な土地にゆったりと作られたコースは、とにかくタフです。常に吹く強風は、クラブ選択において4〜5番手ぐらいの差を簡単に生みます。深いくて小さなバンカー、激しくうねるグリーンなど強敵だらけです。
全英オープン開催の優勝スコアで、低い(=悪い)スコアで争われるのはカ--ヌスティやロイヤル・セントジョージズとここバークディールの大会です。それだけに挑戦のし甲斐のあるコースであると言えます。
このコースは、英国のゴルフ史において、極めて重要な役割を果たしてきました。以前にも触れましたが、全英オープンの舞台として9度の大役を務めました。全英オープンの通算100回の記念大会となった1971年もここロイヤル・バークディールでした。その他、アマチュアの全欧州対全米の戦いであるウォーカー・カップは1951年に1度、プロゴルファーの全欧州対全米の戦いであるライダー・カップは、1965年と1969年の2度開催されています。メジャーに昇格前の全英女子オープンの舞台としても、1982年、1986年、2000年の3度、メジャーに昇格後には、2005年、2010年, 2014年でも3度舞台となっています。男女、アマチュア・プロフェッショナルなどあらゆるゴルファーが競い合う舞台としての役目を務めてきた名コースです。
初日の結果☟ 初日首位はツアー未勝利の26歳、ジャクソン・スーバー
日本勢の成績はコチラ☟
<日本勢の成績>
13T/-2/久常涼
60T/+1/永野竜太郎
85T/+2/金子駆大、松山英樹
106T/+3/中島啓太、片岡尚之、比嘉一貴
142T/+6/米澤蓮
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