SHOP BLOG
2020.04.17
こんばんわ。店長の関口です。
いつも長谷川さんのブログを楽しみにしていたみなさん、ごめんなさい
今日はいつも頑張っている長谷川さんのブログをお休みさせて頂き、関口が頑張ってブログを
書いてみます!!(読みにくかったらごめんなさい...)
さて今回は「お家で過ごそう」シリーズ第3弾!!
グリップもリフレッシュということでグリップについてお話してみたいと思います。
ゴルフクラブと体の唯一の接点であるグリップですが、皆さんはグリップ交換はどのようにされていますか?
もちろん、谷和原インター店で交換してもらうっていう方も多いと思いますが、外出自粛という世の中です
ので、今回は思い切って「自宅で交換しちゃいましょう!」という企画にしてみたいと思います。
とはいえ、グリップ交換ってなかなか自分でやるのは勇気がいりますよね?
安心してください!年間1,000本以上グリップを交換している私が、グリップの交換方法をお伝えします。
まずは必要な道具について・・・
まずは「タバタ グリップメンテナンスセット」
こちらの中には両面テープ、グリップ交換液、グリップガイドの3点がセットになっています。
そして「ライト グリップ専用カッター プロ」
ゴルフのグリップをカットするのに最適なカッターです。この中には替え刃も入っているので長持ち!
ではここから本題のグリップ交換について・・・
このようにヘッド側からカッターの刃を差し込み一気にグリップエンド側に引き上げていきます。
この時に注意していただきたいのは、シャフトに傷をつけないようにゆっくり引き上げてください。
(特にカーボンシャフト)
そして、カッターの刃は絶対に自分に向けないように気を付けてください。
きれいに剥がしたあとでも、実はシャフトには粘着が残っていたりします。その場合はグリップ交換液を
テッシュなどに少量吹きかけて粘着を剥離してください。
はい!これで古いグリップを剥がして、新しいグリップを取り付ける準備が整いました!!
両面テープの巻き方は、縦巻き・螺旋巻きなどがありますが、初めてグリップ交換をされる方は縦巻きが
お勧めです。
ここで気を付けてほしい点は、両面テープの長さです。長すぎるとグリップを装着した時に両面テープが
はみ出してしまったり、逆に両面テープが短いと接着が甘くなり最悪の場合、グリップが抜けてしまう事
があります。
今回はわかりやすいようにどの位両面テープを巻くか、油性ペンで印を付けておきます。
シャフトにグリップをあてて、グリップエンドからグリップの先端のところでマークしておきます。
(両面テープの長さとグリップの長さを合わせておくと、グリップが伸びてしまう事を防ぐ役割もあります)
では、両面テープを巻いていきたいと思います!
先程マーキングした部分を両面テープのスタート地点に合わせて、シャフトのエンドの方へ軽く引っ張り
ながら真っすぐ押し当てていきます。
そしてシャフトの穴を塞ぐようにして反対側も軽く引っ張りながらマーキングしたところまで張り、
ハサミでカットします。
カットしたら両面テープ全体をしわが入らないようによく巻き付けて完了です。
両面テープの剥離紙を剥がしたら両面テープを張る工程の完了です。
まずは両面テープ側に交換液を吹き付けます。(両面テープの剥離紙の剥がし忘れに注意!)
その際に交換液をたっぷり流しておくと、グリップを挿すときにスムーズに挿すことができます。
最後に、グリップ内に流し込んだ交換液を全体に浸透させるために両端を塞いで振ります。
グリップ内部に残っている交換液も、もったいないので両面テープにかけるとさらに挿しやすくなります。
グリップ交換液は揮発性があるので、この工程に時間がかかってしまうと途中でグリップが動かなく
なり、挿すことも抜くこともできなくなってしまいますのでご注意!
そうならない為にも、交換液は多めに使用することをお勧めします。
グリップの向きは後から直すことができるので、ここでは一気にグリップを両面テープのところまで
挿してください。
そしてグリップエンドがしっかり挿さっているか確認の為に、最後にグリップエンドを床で押し込みます。
まずはグリップエンドのマークをフェースに対して真っすぐに合わせます。
次に先端とグリップエンドが真っすぐになるように合わせて・・・
このあとグリップ交換液を乾燥させないとならないので、このまま1日動かさないように置いておいてください。
ここまでがグリップ交換の工程になります。
1本あたりの所要時間は10分~15分くらいですが、慣れると5分くらいでできるようになります。
なかなか外出ができなこの機会に、ご自身のグリップの交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
自分でグリップを交換することができると、自分好みの太さや巻き方で握り具合も変わりますし、何より
クラブに対する愛着が変わってきますよね。
もしお困りのことがあれば、お気軽に谷和原店までご連絡ください。
それでは今日は長谷川さんの代わりに、店長・関口によるグリップ交換講座でした~