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2023.06.09
こんにちは、ゴルパの柔道整復師です。
今日のは長文スマソです
さて把持の練習について
把持の練習はだいたい先輩に教えてもらいます。
やり方は先輩が壁に背を持たれてしゃがみ込みます。
すると「はい」と腕を伸ばして右の手首を差し出してくるのです。(右の手首のけがが多いからです)
私も腕を伸ばした距離で右手で先輩の手首をつかみます。
で、その状態から先輩の手首を右手だけをつかって引っ張るのですが、
その際に先輩が「痛く」てはいけないのです。
先輩の手首を右手で引っ張る。それも痛くないように手首を握って。
これを半年くらいやってようやく合格が出る感じです。
簡単にできる把持の練習
柔道整復師の把持と一般的な把持は違いますので、
半年も誰かの手首を引っ張り続けることなんてありません。
そこで、家にあるもので簡単にできる把持の練習方法をご提案します。
イメージは「手のひらで握る」です。
あまり細いものですと手のしわでつまめてしまうので、
トイレットペーパーの芯とかサランラップの芯とかがいいですが、
ニュアンスがつかめてもらえたらOK
(職場になかったので、自分の水筒で試しました)
意味不明な筋肉痛
もし、把持の練習を実践いただくと、
おそらくほとんどの方は意味不明な筋肉痛を感じると思います。
「なんか前腕が痛い。」
という筋肉痛。
人間は指がありますのでpinch動作を簡単に行えます。
pinch動作は強い力が必要なく、
対象物を「つまみ上げる」ことが可能です。
でも、手のひらで握るっていう動作はほとんどしてきていないため
ただ握るという動作にもかかわらず、
使っていなかった筋肉が痛むのですが
、筋肉痛が出たということは、
正しく筋肉が使われた証拠です。
贈り物だと思ってニュアンスがつかめるまで練習しましょう。
感じのいい方なら、1日で「手のひらで握る感じ」がつかめると思います。
神経を大切に
長く書いてきましたが、神経はとても繊細なものです。
傷つけたくないものです。
グリップが当たることでスコアもお体もよい結果にはつながらないものです。
だからこそ、無理のない体使いをしましょう。
ちなみに手根管もギヨン管もみなさんが思っているところにないことが多いです。
手根骨の配列はネットや本で見てもわかりにくいからです。
そんな時は、ぜひゴルフパートナー古河店に来店して「柔道整復師だせ!」とご用命ください。
お客様の手根管とギヨン管の位置を説明させていただきます。(平日限定)
ちなみに、私の手根管とギヨン管の位置はこんな感じです。参考まで。