HONMA BeZEAL 新モデルデビュー！

まずはウッドの手製の木型を作成。これは本間ゴルフでしかやってない工程。
パーシモンの木のブロックを、匠がラフ画イメージに合わせて削る。削りすぎるとパーシモンパウダーを接着させ、コンマ何ｍｍの厚みを作り出す。手仕事で作るなめらかな曲線美は、３Ｄスキャン時であってもムラが出ないほど。

アイアンヘッドについてはベースデザインに削りを入れる。ハンダを使ってバウンスを作り出したりして顔のデザインを整えていく。迷いなく削ったり盛ったりする匠の技術。アイアンも手作業だから作り出せる輪郭があるのだと匠。

匠の手によって生み出されたモックは、最新鋭の機械でスキャンしてデータ化。酒田工場では、匠の感性による手作業と最新技術が高いレベルで融合しているからプロが惚れ込むクラブができあがる。サンプルを繰り返し作り、納得するまで何度も修正しデザインを完成させる。

本間ゴルフのカーボシャフトは100％自社製。まずは複数枚のカーボンシートをマンドレル（鉄の棒・シャフトの中心部分）に巻きつけるが、しなりなどの性能を考えながら巻き付け方を変えていく。酒田工場は、現場で即座に製品化できるのでプロからの信頼も絶大だ。