みなさんこんにちは。マーク金井です。いよいよ2019年の最新モデルが出揃いましたね。テーラーメイドにキャロウェイなど、最新技術を惜しげもなく搭載した新製品が続々登場する中、皆さんすごく気になっているクラブがありますよね。AIとはいったい何なんだ?とSNS上で話題のクラブ「EPICフラッシュスター・サブゼロ」。今回は私マーク金井が両モデルを試打しました!
ヘッドの色はエピックの色「グリーン」です。特徴は、後ろのペリメーター。なんだか見覚えありませんか?世界ランキングが日本人トップのあのプロがずっと使っていたキャロウェイのドライバー、ビッグバーサ。あの感じをまた出してきましたね。そしてフェースのデザインは・・なんだこれは!太陽か!(笑)ここにしか当たらないようなグラフィックがいいですね。そしてお約束のカーボンクラウン。カーボンの網目がくっきりでています。キャロウェイのお家芸の2本の柱「ジェイルブレイクテクノロジー」も採用されています。ヘッド内部の2本の柱がインパクト時のソールとクラウンのたわみを抑え、フェースに蓄積されたエネルギーがより強くボールを飛ばすという技術です。
試打モデル:EPIC FLASH STAR ドライバー 10.5°R(Speeder EVOLUTION for CW)
ワッグルしてみると、Rシャフトということもありますが、意外としなります。まず思ったのはいい意味での「わぁ!なんだこの音!?」。フェースが割れるんじゃないかってくらいの音です。何より、弾道!本当に初めて打った(もちろん初めて見た)んですが、完璧な弾道が出ちゃいました。初速が出るだけじゃなくて、スピンが少ない。初速を上げるというのはルール上限界があるので、スピンをいかに減らすかというのが重要です。エピックフラッシュスターのヘッドの形状は後ろのふくらみがローグスターに似ています。ローグの良さと、ビッグバーサの良さと、エピックの良さをテンコ盛り!
続いてエピックフラッシュサブゼロの特徴は二つ。まず、ウェイトがついており、重心が浅め。「重心が浅い」=「低スピン」。「重心が浅い」=「左のミスが少ない」。そして、ネックにはカチャカチャ式、弾道調整機能もついています。キャロウェイのワールドワイドモデルには全てついている機能ですね。フェースの厚みは、スターとあんまり変わりません。構えた感じもほとんど違いがありません。少しだけサブゼロの方が重心の浅い、ストレッチ感が少ないヘッド形状です。決定的に違うのは、シャフト。スターの方はフジクラのスピーダー、サブゼロは、グラファイトデザインのツアーADです。初めて見る名前がついています。SZ!最新モデルVRの次のモデルでしょうね。
試打モデル:EPIC FLASH SUB ZERO ドライバー 9°S (TOUR AD SZ)
サブゼロは「とにかく左にいかないクラブ」とキャラクター設定されています。僕はつかまらないので、以前のサブゼロをコースで打っても右にしか行きませんでした。新しいサブゼロはどうかと言うと、ほんのちょっと右に行く感じがします。その辺はしっかり「サブゼロ」ですね。と言いつつやっぱりサブゼロなので、インパクトで少しフェースが開き気味に当たりやすいんですが、ローグや前作のエピックに比べると、スターとサブゼロの2本の差はかなり接近した印象です。エピックの弾道は、スターが軽いドローでサブゼロは強いフェード、それが今回のフラッシュの場合、スターはストレートか軽いドロー、サブゼロは軽いフェードに変わりました。SZというシャフトはスピーダーに比べると、先端側がしっかりしていて手元側に少ししなり感があるので、つかまえるというよりは左のミスが出にくい、サブゼロらしい特性があります。
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