見た目は、今までのブリヂストンのドライバーのイメージから、ガラッと変わりましたね。プロトタイプのようにも見え、無駄なものが排除されている印象です。
でも、JGR(2019年モデル)から受け継いだサスペンションコア(裏からフェースを1点で支え、高初速エリアを拡大するテクノロジー)は健在です。ヘッド後方に5つのウェイトポートがあるのも、今風ですね。
理屈としては「ソールを固めて、クラウンをたわませて飛ばす」というタイプのドライバーですね。
新モデルを構えるとヒール側に重量を感じるので、「球をつかまえてくれる」感じがします。9.5°TOUR AD TX3-5のSを打ってみました。2018年モデルのXD-3と比べると、打感はやや弾き感が強いかな、と思います。ただ、今まで感じたことがないような打感・弾き感です。JGRとも違いますね。やや硬質ですが嫌な感じはなく、ちゃんとフェースに乗っているのを感じます。
つかまりに特化したクラブという感じはしません。球の「飛びざま」はとてもキレイで、「しっとり」飛んでいきます。ヘッドスピード42m/sくらいで打つと、スピン量は2,100~2,200rpmと少なめです。
次に新モデルの9.5°Diamana TB 60のSを打ってみました。非常に「プロっぽい球」が出ます。ヘッドスピード48m/sで打つと、打感が非常に柔らかく感じました。
ヘッド後方のウェイトは、デフォルトでヒールから2番目の位置に付けられていて、軽いドローが出る設定になっています。これを最もトゥに近い位置に付け替えて、打ってみました。
重心距離が長くなるのでヘッドが返りにくく、フェード気味の弾道に変わりました。これは、上級者好みの弾道調整機能ですね。最初に打った時の感じと、まったく違います。次にトゥから2番目の位置に付け替えたら、今回の試打計測で最高の311.9ヤードが出ました!
今回の試打を通じて感じたのは、「ブリヂストンの本気」です。外ブラのクラブと対等に戦えると思いますし、使う人によっては外ブラを超える結果が出る人もいるでしょう。
その意味では、外ブラからの買換えがしやすいモデルに仕上がっていると言えます。
使う人の感性に訴えるという意味では、外ブラよりも日本のメーカーのほうがしっかり考えて造っている感じがします。
単に飛距離が出るだけではなく、打感の良さや打ちやすさも本当に良く考えられて造られていますね。打っていて、不自然なフィーリングが一切ないです。
挙動も素直で、つかまり過ぎず、逃げ過ぎず、上級者が安心して使えるドライバーに仕上がっています。
これまで外ブラばかり使っていた人に、ブリヂストンも良いクラブを造っていることを知ってもらいたいので、ぜひ試打してもらいたいですね。
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