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月刊辛口番付 気になるクラブを試打ランキング VOL.26 打ちやすくて飛ばせる!新旧のユーティリティ対決 試打&座談会
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ヘッド形状は、好みでえらべばOK シャフト重量には注意すべし!

ゴルパ君今回は、私ゴルパが「辛口番付」の進行を務めさせていただきますよ〜。久しぶりにこのコーナーに帰ってこられて嬉しいな〜♪ さて、計8モデルのユーティリティを試打してもらいましたが、モデルによって違いはあるものなんでしょうか?

安楽プロもちろん! それぞれのモデルに特徴がありましたよ。僕自身の好みも、はっきり出ましたね(笑)。僕がベスト3に選んだ「レガシー」、「アイデア テック V4」、「BBD’s TRC」は、どれも上から打ち込みやすいモデルです。

マーク金井ヘッド形状によって、上から打ち込みやすいか、払い打つイメージが沸くか変わってくるよね。これはフェースの出っ張り具合で変わってくるんだけど、ゴルファーによって好き嫌いがでてくる。あれ? 以前にも同じような話をした気がするなぁ。デジャブかな?

ゴルパ君違いますよ、マークさん。前回の“ぶっ飛びスプーン”でも同じことを言っていましたよ。基本的にモデルの選び方は、ユーティリティもフェアウェイウッドも同じということですか?

安楽プロ大きな違いはないと思いますね。前回にも言ったかも知れないけれど、僕はウッドでもアイアンと同じように上から下にヘッドを落として打つタイプ。ユーティリティでもそれは同じです。

マーク金井安楽さんがベストワンに選んだ「レガシー」は、グースネックが特徴のモデル。ネックの後ろ側にフェースが見えるので、感覚的にヘッドを上から打ち込みやすいんだよね。僕は安楽さんとは少し好みが違っていて、グースの付いているモデルはあまり好きじゃない(笑う)。だから「レガシー」はNGだし、「バフラー レイルH」もグース感があって構えづらく感じてしまう。もちろん、これは個人の好みだよ。

ゴルパ君どっちが良くて、どっちが悪いということじゃないんですね。

安楽プロあくまでも好みですからね。今回の8モデルのなかで、払い打つイメージで打ちやすいのは「パワートルネード」、「インプレスX D」、「BBD’s TRC」ではないでしょうか。

マーク金井どれもフェースのリーディングエッジが出っ張っていて、ヘッドがタマゴ型なのが特徴ですわ〜。そうは言っても、打ち込むタイプか、払い打つタイプか、自分のスイングを分かっていないゴルファーも多いよね。

ゴルパ君僕は、たぶん打ち込むタイプだと思うんですけど……正直言って本当にそうなのか自信がありません。

安楽プロいい判別方法がありますよ。ボールをティアップしたときに、ティが高いか低いかで、どちらのタイプか分かります。

マーク金井安楽さん、いいこと言いますね〜。ティが高い人は、フェアウェイウッドやユーティリティを払い打つタイプ。ティが低い人は上から打ち込むタイプですよね。打ち込むタイプの人がティアップを高くすると、ヘッドがボールの下をくぐってテンプラになりやすい。ゴルファーはそれが分かっているから、自然と自分のスイングに合わせてティの高さを変えていますね。

ゴルパ君そうなんだ〜。知らなかった! あと今回試打したなかで印象に残ったモデルはありますか?

安楽プロどれも球が上がりやすくてイージーに打てるモデルでしたが、「アイデア テック V4」と「レスキュー」の2つは、しっかり感のあるモデルでした。叩いていけるし、操作性もいい。ハードヒッターやアスリートが使いやすいユーティリティだと思います。

マーク金井その2つのモデルは、シャフトの長さも他モデルと比べると短めになのも特徴でしたね。どちらかというと「BBD’s TRC」も球筋を操作しやすいタイプ。あとは、そうだなぁ……。どれを選ぶかは、ヘッドの見た目の好みやブランドのイメージで決めればいいと思いますわ〜(笑)

ゴルパ君ちょっと待ってくださいよ〜。もっと性能的な差はないんですか?

安楽プロヘッドの性能差よりも、クラブ重量の違いに注意を払うべきではないですかね? 基本的にユーティリティは、アイアンとフェアウェイウッドの間に位置するクラブです。ユーティリティのクラブ重量を両者の中間にしておかないと、他のクラブと同じように振れなくなります。

マーク金井安楽さんがいいこと言ってくれました。ゴルフクラブのセットというのは、長いクラブがいちばん軽く、短いクラブがいちばん重くなるように、番手間で長さと重さがフローすべき。そうしないと、すべての番手で同じ振り心地が得られなくなる。そこで注目してほしいのが、装着されているシャフトの重量。ユーティリティのシャフトは、アイアンよりも5〜10グラム軽めで柔らかめが理想的。僕の場合は、いつもリシャフトして使ってるよ。

ゴルパ君ほほぅ。僕のアイアンには90グラム台の軽量スチールシャフトが装着されているので、ユーティリティは80グラム台のシャフトが装着されているモデルを使えばいいんですね!

安楽プロ純正シャフトでは、なかなかそういったモデルがないんですよね〜。

マーク金井ゴルパ君にも覚えておいてほしいんだけど、それがゴルフクラブの悲しい現実なんだよね。特にユーティリティのカーボンシャフトは、軽すぎる場合が多いから注意してほしいね。少しパワーのあるゴルファーでスチールシャフトのアイアンを使っているなら、ロフト21度のユーティリティまでは、アイアンと同じスチールシャフトでもいいと思う。ロフト16度のモデルになると、さすがに振り切り辛くなるからオススメはできないけどね。

ゴルパ君なるほど〜。ゴルフパートナーの店舗で、リシャフトされたユーティリティを探してみようかな〜。おっと、そろそろお時間のようです。では、お二人さん、次ページで各モデルのインプレッションをお願いします。どのモデルがどんなゴルファーに合っているか、もう少し詳しく教えてください!

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