日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権大会の最終ラウンドが、14日、阿山カンツリー倶楽部(三重)にて行われました。
ゴールドの部は、2位発進の松本紀彦(68)が、この日も3バーディ1ボギーの70と堅実なプレーで、トータル4アンダーとし見事逆転優勝。 グランドの部は、初日首位の三好隆(61)と、ベストスコア70をマークした吉村金八(60)がトータル6アンダーで並び、プレーオフへ。2ホール目で、三好がバーディーとし優勝を決めた。



歴史あるPGA公式戦、グランド・ゴールド競技の最終日。蒸し暑さの中で、選手は激しいタイトル争いを繰り広げた。ゴールドの部は、トップと1打差スタートの松本が、全体のスコアが伸びない中、2つスコアを伸ばしトータル4アンダー、1打差を振り切りゴールド初優勝を決めた。 追い上げをみせた小池国夫(68)は、バックナインでスコアを伸ばせず2位。この日はエージシュートが続出。
3位の謝敏男(72)が5バーディ1ダブルボギーの69、4位の小川清二(68)が7バーディ2ボギーの67。
8位の昼川三津男(75)が71、24位の戸川一郎(77)が75をそれぞれマークし、阿山カンツリー倶楽部からエージシュート賞が贈られた。
グランドの部は、首位スタートの井上久雄(65)が、前半4ボギーを叩き優勝争いから脱落。上位が大混戦する中で、三好が5バーディ4ボギーと波乱のプレーではあるものの、前日の貯金を生かし、6アンダー。
また、吉村金八(60)も4バーディ2ボギーの70、トータル6アンダーで首位に並んだ。プレーオフは18番ホールの繰り返しで行われ、1ホール目は両者パー。2ホール目、三好のセカンドショット(110ヤード)がピン横10センチについた。お先のバーディパットを沈めた三好が、公式戦のタイトルを手に入れた。
- 名称
- 日本プロゴルフグランドシニア選手権大会
日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会 - 主催
- 公益社団法人 日本プロゴルフ協会
- 特別協賛
- 株式会社ゴルフパートナー
- 協力
- 阿山カンツリー倶楽部
- 会場
- 阿山カンツリー倶楽部
〒518-1314 三重県伊賀市円徳院字中熊谷1636 - 開催期日
- 2012/9/13(木)14(金) 9/13(木)1STラウンド 9/14(金)FINALラウンド
- 賞金総額
- 10,000,000円
ゴールドの部・・・賞金総額330万円 優勝賞金50万円
グランドの部・・・賞金総額670万円 優勝賞金100万円 - 出場人数
- プロ126名
- 出場資格
-
グランド60歳以上(昭和27年12月31日迄の出生者)
ゴールド68歳以上(昭和19年12月31日迄の出生者)
[1]公式戦優勝者(日本プロ、日本オープン、日本プロマッチプレー、
日本シリーズ、PPT、関西プロ、日本プロシニア、日本シニアオープン、
TPCスターツ、PPTシニア、関東プロシニア、関西プロシニア)
[2]1988年以降のシニアツアー賞金王
[3]シニアツアー競技3勝以上の者(1988年シニアツアー制施工後の賞金ランキング加算競技が対象)
[4]2012年シニアツアーシード資格保持者
[5]過去5年間の日本プログランド・ゴールドシニア選手権大会の優勝者
[6]過去5年間のシニアツアー競技優勝者
[7]2012年度関東・関西グランド・ゴールド予選の上位者(各大会からの進出者数は出場人数の比率によってい決定
[8]主催者の推薦する者 - 競技方法
-
36ホール・ストロークプレー(各日18ホールの2日間)
グランドシニア・ゴールドシニア共に36ホールを終了し、第1位にタイが生じた場合、直ちに競技委員会の指定するホールにおいて、即日ホールバイホールのプレーオフを行い、優勝者を決定する。 - 競技ルール
- 本大会は日本ゴルフ協会規則、日本プロゴルフ協会競技の条件及びローカルルールを適用する。