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2015.04.04
タイガー・ウッズがマスターズの出場を表明しました。
今シーズンはアプローチイップスに苦しみ、まだ2試合にしか出場していませんでしたが、調子が戻ってきたようです。
優勝争いができる状態になったという自信からの出場でしょうから、期待せざるを得ません。
時代はローリー・マッキャロイに移り変わりつつありますが、まだまだタイガーの人気は根強いです。
そして4月26日には来日も決定しました。
タイガーと一緒にラウンドするチャンスもあるようですので、詳しくは下記ウェブサイトをご覧ください。
http://nike.jp/nikegolf/tw2015/
さてこのところSLEルールの規格値をオーバーした反発係数を持つドライバーが増えています。
いわゆる“高反発ドライバー”です。
ゴルフパートナーでもフリーゲルというオリジナルクラブを発売しています。
他にはカタナ、リョーマ、ロマロ、マグレガーあたりが人気筋でしょうか。
ルール適合外のクラブを使うことに賛否両論はありますが、そもそも皆さんはそんなにルールに則ったゴルフをしているでしょうか。
私は競技でもなければカート道路からの救済で、ニアレストポイントにマークしてキチンと1クラブレングスを測っているゴルファーを見たことがありません。
スロープレーになるだけなので、進行のためにさっさと適当な場所にドロップして打つべきでしょう。
そもそも競技においては、委員会は競技実施に関する規定を作らなければならないと定められています。
しかし仲間内や会社のコンペで、わざわざ競技規則を作るようなことがあるでしょうか。
せいぜいニアピン、ドラコンのホールの指定、6インチプレースやOKパットの規定、新ぺリアなどのハンデキャップの上限の設定くらいでしょう。
高反発ドライバーの使用を禁じるのであれば、この競技規則の中で、適合ドライバーヘッドリストに掲載されているクラブに限る、という一文が必要です。
例えばGDOの主催するアマチュア選手権では次のように定められています。
3.適合ドライバーヘッドリスト
プレーヤーが持ち運ぶドライバーはR&Aによって発行される最新の適合ドライバーヘッドリスト(モデルとロフトで識別される)上に掲載されているクラブヘッドを持つものでなければならない。(例外:1999年より前に製造されたクラブヘッドを持つドライバーはこの条件から免除される) この競技条件の違反を行った場合は、各ホールに対し2罰打。但し、1ラウンドにつき最高4罰打までとする。
また、プレーヤーが持ち運んだこの条件に違反しているクラブについて、プレーヤーはその違反を発見次第、マーカーか同伴者競技者にその不使用宣言をしなければならない。
この競技条件の違反の罰は、競技失格とする。
なぜこの一文が必要かといえば、高反発ドライバーというのは見た目からは判断できません。
メーカーがR&Aにサンプルヘッドを提出し、R&Aがそのヘッドを計測して適合だった場合に、最新の適合ドライバーヘッドリストに掲載されます。
このリストは毎週月曜日に更新され、ウェブサイトから簡単に確認することができます。
このリストに掲載されているクラブに使用を限らなければ、競技場においてすぐに適合か不適合かを判断することができません。
つまり適合リストにも、また2008年に作成されたルール改正の時に不適合になってしまったクラブを掲載した、不適合リストのどちらにも載っていないクラブは、白でも黒でもないグレーのクラブです。
というわけで、競技規則に適合ヘッドリストに掲載されているドライバーに限る、という項目がなければ積極的に高反発ドライバーは使っていいと思います。
飛距離はクラブで簡単に伸ばせます。
ぜひ試してみてください。