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2020.04.11
こんばんにちは
ゴルフパートナー南流山店 店長の新山です
今回は、外出自粛に伴い、皆さんのゴルフライフに1mmでも貢献できればと思い、初心者からスコア100前後へとステップアップした後に発生しやすい、クラブのシャフト選びについて、できる限り分かりやすくご説明いたします!!
まずはシャフトについて理解しましょう
そもそもシャフトは、製造過程でカーボン繊維を1枚のシート状にして、それを圧力を加えながら巻き付けることで中が空洞の良く見る筒状の形状になります。
他にも性能を決める要素はありますが、簡単に説明するとその巻き付け工程での圧力の大きさがシャフト性能に影響をします。
通常のオリジナルシャフトと言われる、メーカー標準品は約20t圧で製造されているものが多く、多くのカスタムシャフトと言われる高級シャフトは、約40~50t圧で製造されています。
これだけで大きな差がありますよね
さて、じゃあ圧力が違うとどう変わるのかというと、「弾性力」です。
弾性力とは、物体が元の形状を維持しようとする力のことで、プラスチック定規なんかを湾曲させると、元に戻ろうと反発しますね?
その反発する力のことなんですが、弾性力があるからこそブレずにヒットし、ボールが飛ぶようになるのです!
なので、オリジナルシャフトと比べるとカスタムシャフトの方が、弾性力が強く、飛距離性能やバラつきを抑える効果が大きいとされています。
さらに、シャフトにはキックポイントと呼ばれる、よく「〇〇調子」なんて言われるものがあります。
シャフトには、大きくしなる部分が存在し、大きくは「先調子」「中調子」「元調子」と分けられます。
一般的に、先調子は先端が弾きやすく、つかまりが良く、高弾道になりやすく、元調子は左のミスを抑え、中弾道の鋭い球筋をイメージさせる方が多いですが、これは間違いなんです!!!
実はこのキックポイントというのは、我々では中々感じることは難しいのです!!
先端が弾くとか手元が粘る感覚は、キックポイントではなく、「部分剛性」というシャフトを何等分かした際の部分ごとの硬さを表す指標が影響します。
なので、先調子や中調子に惑わされないシャフト選びが重要なんです!!
ということで長くなりましたので、今回はこの辺にしましょう!!
また次回は、具体的にどういうシャフトが良いのかを説明していきたいと思います!
ではではノシ
~シャフト豆知識~
最近はオリジナルシャフトでも「TOUR AD」とか「FUBUKI」なんてプリントのシャフトが多いですが、アマチュアゴルファーからするとどういう風にオリジナルシャフトとカスタムシャフトを見極めるか難しいですよね!?
その場合は、シャフトに、ヘッドメーカーのプリントがあるかどうかです!
シャフトにFUBUKIとあっても、その横にCallawayなんてプリントがあれば、キャロウェイのオリジナルシャフトです。
稀にこれは良いシャフトだからって間違って購入してしまう方もいるかと思いますので、注視してみてくださいね