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2017.06.05
今週の男子ツアーは茨城県・宍戸ヒルズゴルフクラブで開催された日本ゴルフツアー選手権森ビル杯です。
優勝すると5年シードを獲得できる、メジャー大会の1つです。
首位から1打差の3位タイからスタートした、南アフリカ出身のショーン・ノリスが65とスコアを伸ばし、2位に4打差をつける圧巻の勝利でツアー通算2勝目を獲得しました。
フェアウェイキープの重視されるセッティングで、ティーショットではアイアンを多用し、ドライバーでも徹底して低いフェードボールを打ち続けていました。
手にしていたのは高弾道ボールを打ちやすいM2ドライバーでしたが、技術力の高さを見せつけられました。
この優勝でノリスは日本での5年シードの他に、今年の全英オープン、WGCブリヂストン招待の出場権も獲得しました。
一方の女子ツアーは新潟県・ヨネックスカントリークラブで開催された、ヨネックスレディースです。
金曜日の荒天の影響で、2日間36ホールの短縮競技となってしまいました。
短期決戦で栄光をつかんだのは、66とこの日のベストスコアをマークした青木瀬令奈でした。
プロ7年目の24歳はたびたび優勝争いに加わるも辛酸を舐めていましたが、ようやく初優勝を手にしました。
飛ばないプロとしても有名ですが、3年前からスイング改造に取り組み少しずつ飛距離アップをしてきました。
それでも平均飛距離は229.59ヤードでツアー64位。
トップの葭葉ルミには30ヤード以上の差をつけられています。
それを補うのがグリーンを狙うショットの精度です。
フェアウェイウッド3本、ユーティリティ3本をバッグに入れ、アイアンは7番からというセッティングで球の高さでグリーンにボールを止めてきます。
飛距離に自信がなくても、ミドルアイアン以上をユーティリティにすることで、安心してグリーンを狙えます。
今週は25度以上ロフトのユーティリティが注目を集めるかもしれません。