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2017.07.31
3週間ぶりの開催となった国内男子ツアーは、ダンロップ・スリクソン福島オープンです。
会場は福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブです。
今年もバーディ合戦の展開となり、最終日にコースレコードタイの63を記録した宮本勝昌が逆転勝利を飾りました。
宮本は44歳でのツアー11勝目、今回の優勝で48歳までツアーの出場権を確保しました。
これが人生最後の優勝ともインタビューに答えていましたが、まだまだ勝利を重ねていってもらいたいです。
いつもはトレードマークともいえるオレンジ色のボールを使う宮本ですが、今週は珍しく白いボールを使っていました。
それが未発表のニューボール「ツアーB X」です。
ツアーB330も発売から2年が経ちモデルチェンジです。
最近はボールの性能革新が目覚ましいので、次回作も注目度は非常に高いです。
一方の女子ツアーは山梨県・鳴沢ゴルフクラブで開催された、大東建託いい部屋ネットレディスです。
今年から4日間競技となり、賞金総額も1億2千万円と増額されました。
国内女子ツアーにも4日間競技が増えていますが、これは日本人選手に海外でもっと活躍してもらうためです。
3日間よりも4日間の方が世界ランキングポイントが多く付与されるので、日本国内の活躍だけでより上の順位に上がることができます。
こうしてメジャーなどの主要大会の出場権を獲得できるようにしているのです。
そして勝負の行方はこちらもバーディ合戦となり、首位スタートの成田美寿々がさらにスコアを5つ伸ばし、2年ぶりのツアー8勝目を挙げました。
昨シーズンは賞金ランク13位ながら1勝もすることができませんでしたが、久しぶりの美酒を味わうことができました。
成田といえばクラブセッティングに特徴のある選手です。
大手メーカーとの契約を結ばず、自身でこだわり抜いて選んだクラブを使っています。
それがロッディオのウッドやPXGのアイアンといった、いわゆる「地クラブ」で固めたセッティングです。
PXGはまだ中古で見かけることはほとんどありませんが、問い合わせはたくさん頂いております。
これが国内ツアーでの初勝利でしたので、ここからさらに注目を浴びていくでしょう。