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2023.06.06
こんにちは、ゴルパの柔道整復師です。
手がしびれることについての続きです。
神経の通り道とは?
それは手根管とギヨン管です。
手根管症候群という言葉は経験豊かな方であれば、
聞いたことがあるかもしれませんが、
ギヨン管というのは聞きなれない言葉だと思います。
手根管には正中神経が仕舞われていて、
手のひら側の親指から
薬指の半分の知覚を担当している神経です。
一方、ギヨン管には尺骨神経という神経が仕舞われていて
手のひら側の小指と
薬指の半分の知覚を担当しています。
尺骨神経とは、
学生の頃、後ろの席を振り返ろうとして
椅子に肘をぶつけたとたん、
小指のあたりまでビーン
という痺れを感じたことがある方は
多いのではないかと思うのですが、
あれが尺骨神経です。
痺れるのは神経が叩かれたからです。
肘をぶつけて指がしびれるのを説明すると
「肘部管をぶつけて、尺骨神経が叩かれた結果、指先が痺れた。」
ということです。
肘のところにある肘部管、
そして手のひらの中にあるギヨン管。
脊髄からでた多くの神経が、
枝分かれをして指先まで電線のように張り巡らされています。
今回はここまで!