キャロウェイ「ローグ」とテーラーメイド「Mシリーズ」のニューモデル2つをゴルフパートナーの店長がその実力を弾道計測機TRACKMANを使って、打ち比べてみました!
・ゴルフパートナーの店長5名が各モデルを打ち、ミスショット(異常値)を除く3ショットを集計
・ローグスター、エピックスター、M2、M4を試打
・ボールはいずれも練習場のレンジボールを使用
・測定はレーダー内臓ゴルフ測定器「TRACKMAN」を使用
・年齢層:20代〜40代
・ヘッドスピード:39m/s〜46m/s
スライス=「ー」、フック=「+」
「ローグ」と「M4」ではローグがわずかに(+0.7ヤード)上回る結果に。飛距離性能では肉薄する結果となった。
「M4」が「ローグ」より15ヤードスライス度合が強い結果。「M4」はスイングで掴まえられるドローボールヒッターが使ってこそ真価を発揮する。一方の「ローグ」はクラブで掴まえるモデルでスライスを緩和してくれるモデル。
共に前作より高弾道になっており、球が浮かないが故の飛距離ロスはなさそう。
共に、飛距離性能は前作を超えるニューモデル「ローグスター」と「M4」。
特に、飛距離の3要素である弾道において、両者とも「高弾道」へシフトしており、対応可能なヘッドスピードの幅が広がっている。しかし、こと「掴まり」では、性格は真逆と言っても良いかもしれない。
「ローグスター」がクラブでボールを掴まえるドライバーだとすれば、「M4」はスイングでボールを掴まえるドライバー。
スイングが確立している上級者に相性が良いのが「M4」、アベレージゴルファー全般にマッチするのが「ローグスター」と言えそうだ。