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女王・鈴木愛は痛恨ダボで失速 開幕戦Vならず「何一つ上手くいかなかった」

＜ダイキンオーキッドレディス 最終日◇4日◇琉球GC(6,558ヤード・パー72)＞
「何一つ上手くいかなかったですね」。単独首位から出たものの、「73」とスコアを1つ落とし、優勝を逃した昨年の賞金女王・鈴木愛は肩を落とした。
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いきなり躓いた。出だしの一番は2mのパーパットを沈めてしのいだものの、2番でグリーン奥に外すと、アプローチがグリーンに乗らず。そして“寄らず入らず”と痛恨のダブルボギーで首位から転落。その後も流れに乗れず。トータル7アンダーの3位タイに入るのがやっとだった。
朝の練習から体のキレが今ひとつだったことは否めない。「昨日休みだったことで、予選二日間の疲れがどっと来た感じでした」。湿気の多いじめじめした気候も相まって、本来の動きとは程遠かった。
ダイキン-は4度目の出場で去年の18位が最高位。相性が良いとはいえない大会で、この順位は評価できる。だが、ここまできたのなら、という思いが強い。
「正直、開幕を迎えるまでは、予選通るかな、という思いでここまでできるとは思わなかったです。もちろん、優勝争いできたことは良かったですが、まだまだ課題が見つかった。もっと自分が崩れないようなゴルフをしないといけない」。これまで幾多の悔しさを力に変えてきた女王。この日の屈辱も、次なるステップへの足がかりとしたい。
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