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小平智はマスターズの特性を生かして予選通過「集中できて自分に合っている」

<マスターズ 2日目◇7日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>

「マスターズ」は特別な大会だ。会場に来てみないと分からない、ゴルフファンに知られていない事実が盛りだくさんだ。たとえば、コース内は走ってはいけない。米国男子ツアーではスマートフォンの無音カメラなら撮影OKだが、マスターズは会場への携帯電話の持ち込みは厳格に禁じられている。我々記者も、カメラマンでさえも、ロープ内での取材は一切NG。とにかく厳しいのだ…。

【写真】小平智と古閑美保がオーガスタでタッグ結成!
その他にもいくつかあるのだが、それらは次の機会に紹介するとして、スマホ持ち込み禁止が意味するのは、“撮影不可能”だけではない。ギャラリー(パトロン)にとっても、我々取材陣にとっても、コース内の情報が遮断されるという現象が起きるのだ。各選手のスコア、順位が、一度コースに出ると分からない。各組についているキャリングボード(その組の選手の通算スコアを表示する小型ボード)もなし。終盤のホールでも、大きなリーダーボードが少なく、これは選手にとっても同じだ。

そんなマスターズの特性を生かして、初出場で予選通過を決めたのが小平智だ。初日を1アンダーで滑り出し、この日も難コンディションに苦戦しながら、4バーディ・6ボギーの2オーバーにまとめ、トータル1オーバー・23位タイの位置で決勝ラウンドに進む。「日本と違ってリーダーボードが少ないので、そこを気にすることなくプレーできたのがよかったです。より集中できて自分に合っています」と、集中力を予選突破の理由に挙げる。

もともと“集中”命で、目標などを立てないタイプ。「とにかくバーディを取ることだけを考えていました」というプレースタイルを貫いている。“情報不足”のマスターズが、小平の良さを引き出しているというわけだ。「このコースはいいショット、攻めるゴルフにはチャンスがくるし、弱気になるとピンから遠ざかる。思い切りのいいゴルフが試されている」と、始まってみれば好相性だったことが自信につながっている。

スコアを把握するのが困難なマスターズだが、そのぶん、意外にもホール間は詰まっており、コース内で起こる大歓声はどこにいても聞こえるほどだ。ましてや決勝ラウンドの週末は、さらに多くのパトロンが集まり、盛り上がりは尋常ではない。終盤の13番、15番は短いパー5でイーグルも可能なホール。この日は13番でバーディを奪った小平。あした、あさってと、ここを攻め切ってイーグルでも奪うようなら、きっとオーガスタのパトロンも小平のゴルフを賞賛してくれるはずだ。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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