<マスターズ最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
海外メジャー初戦「マスターズ」最終日。トータルイーブンパー・21位タイからスタートした松山英樹は、この日4バーディ・1ボギー「69」のプレーで、トータル3アンダーでフィニッシュした。
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予選ラウンドから上位争いに絡むことはできず、3日目を終えた時点で首位のパトリック・リードとは14打差。それでもビッグスコアで差を詰めたい最終日だったが、序盤の2番パー5でこの日最初のバーディを奪取すると、前半で4バーディ・1ボギーとし、スコアを3つ伸ばすことに成功する。
後半にもチャージをかけたいところだったが、バーディは奪えず。最終18番はティショットを右に曲げ、林に入れるも2打目はグリーン手前残り約20ヤード地点まで寄せる。3打目のアプローチはピンそば60cmに寄せて、パーフィニッシュ。7度目となるマスターズの4日間を競技を終えた。
松山はホールアウト後に「毎日、後半は風が回っていたので難しく感じました」と語った。
また松山と同じく21位タイからスタートした小平智は、4バーディ・4ボギー「72」でのラウンド。スタート時同様のトータルイーブンパーで終え、「最終日は取りこぼしが多いラウンドでしたね。一番ピンポジが難しかった。本当にこの舞台は、夢の舞台で(ここで)成績を出すことを目標にやってきた。また戻ってきて60台を出したい。もう少し出来た感じはありましたが、神経をすり減らしたので、メンタルがやられていますね。60台を出すために来年また戻ってきたい」と初出場を振り返った。