<ほけんの窓口レディース 事前情報◇10日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,292ヤード・パー72)>
福岡県にある福岡カンツリー倶楽部 和白コースにて11日(金)から開催される「ほけんの窓口レディース」の優勝候補は誰なのか。データ好きの記者Aが今週も大胆予想!
【LIVE写真】イ・ボミ、キム・ハヌルもリラックスムードで調整
■女王戴冠へとつながる一戦 歴代勝者も名手ばかり
今大会は2000年に「ヴァーナルカップRKBレディース」として産声を上げ、今年で19回目。第11回大会から一貫して福岡県で開催されている。福岡センチュリーゴルフ倶楽部で行われていたが、2012年より現在の福岡カンツリー倶楽部 和白コースに変更された。
コースが変わって以降、優勝者は歴戦のつわものばかり。O・サタヤ(タイ)以外の4人は同年の賞金ランクで全員トップ10。内15年のイ・ボミ(韓国)、17年の鈴木愛はその年の賞金女王に輝いている。3日間大会で賞金総額1億2000万円と高額で、ほとんどの選手がスキップしないことからも実力が試される舞台となっている。
それぞれの優勝した年のスタッツを見てみると、サタヤを除くとみなパーセーブ率がトップ10(インビー・パークは規定ラウンドに到達していないが数字は7位相当)。平均バーディ数も4人はトップ10(インビーは同様に1位相当)となっている。また、パーオン率も軒並み高く、一番低いサタヤとインビーで17位(インビーは同様に相当)。砲台グリーンが多いことからも、アイアンショットの精度がカギを握りそうだ。
また同じように距離が長くなく、アップダウンがあり砲台グリーンの多いコースだからか5人中4人が「ヨコハマタイヤ PRGRレディス」で2位以内に入っている。このあたりの相性からも探っていきたいところ。
■一昨年、昨年の覇者2人がデータ上圧倒的 PRGRと相性の良い好調・藤本麻子にも期待
データから見るに鈴木愛と申ジエの優位は揺るがなさそうだ。昨年覇者の鈴木は今年の「PRGRレディス」でも2位に入っており、先週も2位と好調をキープ。スタッツを見ても9部門で1位の座についており、ショット、パット共に隙がない。先週メジャーを制したジエも、今年のPRGR-で4位、08年には優勝している。2人共に今大会を勝っており、相性も申し分ない。
もう1人挙げるとすれば、先週の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で今季3度目のトップ10に入った好調の藤本麻子。今年のPRGR-で5位、昨年も9位と土佐カントリークラブとの相性の良さも好印象だ。
【歴代優勝者】
2017年度:鈴木愛
2016年度:申ジエ
2015年度:イ・ボミ
2014年度:イ・ボミ
2013年度:O・サタヤ
2012年度:インビー・パーク
2011年度:佐伯三貴
2010年度:横峯さくら
2009年度:斉藤裕子
2008年度:イム・ウナ
2007年度:全美貞
2006年度:李知姫
2005年度:宮里藍
2004年度:不動裕理
2003年度:具玉姫
2002年度:久保樹乃
2001年度:塩谷育代
2000年度:不動裕理
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