<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 3日目◇2日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,384ヤード・パー71)>
「日本ゴルフツアー選手権」は、いよいよ決勝ラウンドを迎えている。第2ラウンドでは、予選2日間で最多となる15バーディを奪った近藤智弘がトータル9アンダー・単独首位に浮上した。
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近藤が本大会で予選通過を果たすのは、実に6年ぶり。昨年は腰痛に苦しめられ、賞金ランク94位で16年間守ってきたシードを手放した。今季は生涯獲得賞金25位内の資格で出場しているが、本大会に優勝すれば複数年シードが手に入る。14年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」以来の優勝とシード復活に王手をかけられるか。
1打差2位タイには、今季「関西オープン」でツアー3勝目を挙げた時松隆光。関西オープンを含めて、トップ5内での予選通過は本大会で3度目と安定感を見せている。4打差・7位タイには、先週の「〜全英への道〜ミズノオープン」で惜敗の小林正則、初優勝がかかる堀川未来夢、竹安俊也と上位陣にはベテランから若手までが顔をそろえた。
その選手たちを待ち受けるのが、宍戸の難関ホール17番・パー4。2打目に大きな池超えを要求されるこのホールでは、2日目の平均ストロークが4.629と難易度は1位。第2ラウンドでは、出場128選手中40人がボギー、23人がダブルボギーとこのホールでスコアを崩した。続く最終18番・パー4も平均ストローク4.194の6位と難易度の高いホールが続く。
第2ラウンドを終えての上位5名で、上がり2ホールでボギーをたたいた選手は「ゼロ」。この上がり2ホールがカギとなりそうだ。白熱するムービングデーでは、どんなドラマが生まれるか。
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