米国男子ツアーの2018-19シーズンのスケジュールが大幅に変更されたことが10日(火)、発表された。シーズン終盤に行われるフェデックスカッププレーオフシリーズ※が、4試合から3試合となり、8月でシーズンが閉幕する。
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また、これまで8月に行われていた海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」が5月へ移動。これにより、4月の「マスターズ」、5月「全米プロゴルフ選手権」、6月「全米オープン」、7月「全英オープン」と海外メジャーが4カ月連続で行われる。そのほか、開催日や開催地の大幅移動や、新規2試合の追加なども発表された。
※「フェデックスカップ」とは、米国男子ツアーの新制度として2007年から実施されているポイントレース。試合ごとの順位に基づいて選手にポイントが振り分けられ、レギュラーシリーズ終了後に上位125人が4試合(来季から3試合)の「プレーオフシリーズ」に進出するもの。
新スケジュールの主な変更点は以下の通り。
・新たに2試合が追加され、日程も決定
7月1〜7 日「3Mオープン」(TPCツインシティズで開催。米国シニアツアーから米国男子ツアーに移行された)
6月24〜30 日「ロケット・モーゲージ・クラシック」(ミシガン州デトロイトで開催)
・フェデックスカッププレーオフは 4 試合から3 試合へ
8月5〜11日「ザ・ノーザントラスト」(同カップ125 位までの選手が出場)
8月12〜18日「BMW 選手権」(前週終了時の同カップ70 位までの選手が出場)
8月19〜25日「ツアー選手権」(前週終了時の同カップ30 位までの選手が出場)
・「ザ・ヒューストン・オープン」と「ミリタリー・トリビュート」は秋に移動し、2018-19シーズンは行われない代わりに2019-20シーズンの一部として開催される
・「RBC カナディアン・オープン」は、もともと開催されていた7 月から 6月3〜9日へ移動。その翌週に「全米オープン」が開催される
・今年はハリケーン・マリアの被害の影響で開催中止となった「プエルトリコ・オープン」が再び復活。プエルトリコ・オープンは 2月18〜24日に予定され、同週には「WGC-メキシコ選手権」も開催される。
・「ザ・プレーヤーズ選手権」は 5月から3月11〜17日へ移動し、「全米プロゴルフ選手権」が 8月から 5月13〜9日へ変更
・シーズン終盤の「WGC-ブリヂストン招待」(オハイオ州アクロンで開催)が、「WGC-フェデックス・セント・ジュード招待」(フェデックス・セント・ジュード・クラシックより変更)としてテネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで 7月22〜28日に開催される。
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