<センチュリー21レディス 事前情報◇18日◇瀬田ゴルフコース 西コース(6,518ヤード・パー72)>
灼熱の茨城から琵琶湖のほとり・滋賀県大津市に舞台を移し、「センチュリー21レディス」が20日(金)に開幕。“W杯でフランスの優勝を見事的中させた”データ好きの記者Aが今週もズバリ大胆予想!
■灼熱の伊豆から瀬田へ キーワードは調子の良い飛ばし屋
2014年に産声を上げた今大会は今年で5回目。16年までの3大会は静岡県にある伊豆大仁カントリークラブにて行われてきたが、昨年度より滋賀県にある瀬田ゴルフコース 西コースへと舞台を移した。琵琶湖からの風は気持ち良さを感じるが、今週も予報では35度以上となる予定。暑さとの勝負となる。
過去のデータは少ないが、歴代の優勝者を見てみると5試合ぶりの出場(その前に出場したサントリーレディスは棄権)だった16年のアン・ソンジュ(韓国)を除けば、1つ前の試合で15位以内と調子を上げて今大会を迎えている。特に14年のイ・ボミ(韓国)、15年のソンジュはともにトップ10から優勝へとつなげた。
また瀬田ゴルフコース 西コースはフェアウェイが広くて、4つのパー5の距離が比較的短く、2打でグリーン周りに持っていける選手がより有利に。昨年は優勝した穴井詩をはじめ、川岸史果、成田美寿々といった飛距離の出る選手が上位に名を連ねた。調子の良い飛ばし屋に注目したい。
■若手の飛ばし屋3人をピックアップ 地元・滋賀出身の松田鈴英に期待大
最注目は昨年も優勝争いに絡んだ川岸。今季の前半戦は不調、そしてエースドライバーの破損と苦しんだが、ようやくエースと呼べるドライバーも見つかり、前週「サマンサタバサレディース」は8位と復調気配。持ち前の飛距離を生かせれば、ツアー通算2勝目が見えてくるはずだ。
地元・滋賀出身の松田鈴英にも注目したい。前週は23位タイと目を見張る数字ではないが、ドライビングディスタンス6位に加えて「何度回ったか分からない」ほどコースを熟知している点を加味すれば、初優勝をこの地で挙げてもおかしくはない。
もう一人、野澤真央にも注目したい。サマンサで5位に入るなど流れは良く、ドライビングディスタンスも15位と悪くない。先週の良いリズムを生かせれば、今週もV争いは十分にある。
2017年度:穴井 詩
2016年度:アン・ソンジュ
2015年度:アン・ソンジュ
2014年度:イ・ボミ
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