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初優勝へ、独走態勢狙う小祝さくら 待ったをかけるは強力海外勢【2日目展望】

＜センチュリー21レディス 2日目◇21日◇瀬田ゴルフコース 西コース（6,518ヤード・パー72）＞
気温が36.9度まで上昇した「センチュリー21レディス」初日は、LPGAツアー記録（パー72）にあと1打と迫る「62」を叩きだした小祝さくらが10アンダーまで伸ばして一躍トップに立った。
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2位以下とは3打差。そんな好スタートにも小祝は気を引き締める。「あと2日あると考えたらまだ長い。追い上げてくる人もいると思うので。初日のスコアは忘れて、また一からと思ってプレーしたいです」とおごりはない。初優勝へ、さらにリードを広げて最終日を迎えたいところ。
その小祝を追いかけるのが強力海外勢。3打差の2位タイにはツアー通算25勝の全美貞（韓国）、そして「全米女子オープン」で27位に入ったアマチュアのクリスティン・ギルマン（米国）がつける。
「内容が良くて楽しい一日だった」という全は、「短いパットを外さなかった」と持ち前のパッティングでバーディを量産。7つ奪ってノーボギーの会心のラウンドだった。「暑さも大丈夫です。明日からも気持ちよく良いプレーができると思う」と逃げるルーキーを追いかける。
一方のギルマンは「フェアウェイを外したのは3回だけですし、グリーンを外したホールは無かった」とショットでスコアを伸ばした。「瀬田ゴルフコース 西コースはアメリカのコースのような印象です」と日米の違和感も無くプレーできている。「2日目もスコアは考えず1つでも多くのバーディを獲れるようにしたい」という20歳。畑岡奈紗以来となる史上6人目のアマチュア優勝へ、好位置で最終日を迎えたい。
6アンダーの・4位タイには昨年大会2位で「このコースはスコアが出る」と相性の良いユン・チェヨン（韓国）、そして今季から日本ツアーに参戦しているカリス・デイビッドソン（オーストラリア）。5アンダー・6位に永峰咲希、4アンダー・7位タイには地元・滋賀に拠点を置くサイ・ペイイン（台湾）と黄アルム（韓国）の2人が続いている。
ロケットスタートを切った20歳が独走態勢へと入るのか。誰かが待ったをかけるのか。最高気温35度予報の猛暑の中で熱戦が繰り広げられる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>