<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇25日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,685ヤード・パー72)>
国内女子ツアーは連日35度を超した灼熱の滋賀から標高1000mの富士山麓へと舞台を移し、「大東建託・いい部屋ネットレディス」が26日(木)に開幕。“W杯でフランスの優勝を見事的中させた”データ好きの記者Aが今週もズバリ大胆予想!
【写真】小祝さくらがドレスに着替えたらこうなる
■スタートホールが名物 酷暑からもようやく解放
2015年にスタートした今大会は今年で4回目。大会初年度から原江里菜の7年ぶり優勝、次の年もささきしょうこのプロ初優勝などドラマが生まれている。そして昨季大会からは4日間大会へとなり、成田美寿々がトータル21アンダーまで伸ばして4日間大会への強さを見せつけた。
会場は初年度から一貫して山梨県にある鳴沢ゴルフ倶楽部。霊峰富士の麓にあるゴルフ場で、標高1000mにあるため、他のコースよりも飛距離が出るのが特徴。そのあたりのアジャストが求められる。また、昨年大会は4日間とも20度台と、避暑地にふさわしい過ごしやすい気温のなかでプレーが行われる。また女子ツアーで唯一スタートホールがパー3というのも名物となっている。
■歴代優勝者の数少ない共通点は“サマンサでトップ5”
歴代優勝者は3人しかおらずデータは少ないが、共通して言えるのは同年の「サマンサタバサ レディース」でトップ5に入っていること。サマンサ-は今大会の2週前に行われるトーナメントである。また、原、成田は前週の「センチュリー21レディス」でもトップ10入り。夏場への強さと調子の良さがカギを握りそうだ。
この条件にピタリと当てはまるのが2週連続で優勝争いを演じているルーキー・小祝さくら。ともに首位から出てサマンサ-は4位、センチュリー21-は2位タイ。タイトルにこそ手が届いていないものの状態はいい。先週には来季のシード権を手中に収めたが、「優勝を目指してやっているので」と高みを見据える20歳が今度こそ初優勝を決める。
コースとの相性でいえば、サマンサで2位タイの青木瀬令奈も良さそうだ。2015年は7位、16年は最終日首位スタート。データに当てはまる中では、トップクラスで鳴沢にハマりそう。
サマンサで6年ぶりの復活優勝を果たした有村智恵にも注目したい。センチュリーは連日最高気温が35度を超える猛暑で体調を崩す選手が続出した。有村は元々オープンウィークとしていたため、上手く体調を整えられているはず。2大会連続優勝の可能性は十分にある。
【歴代優勝者】
2017年度:成田美寿々
2016年度:ささきしょうこ
2015年度:原江里菜
<ゴルフ情報ALBA.Net>