<CAT Ladies 最終日◇19日◇大箱根カントリークラブ(6,704ヤード・パー73)>
国内女子ツアー「CAT Ladies」最終日の競技が終了し、10アンダー・単独首位から出た20歳・大里桃子が3バーディ・3ボギーの「73」で回り、トータル10アンダーで逃げ切り勝利。ツアー初優勝を果たした。
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前半出だし1番で幸先良くバーディを奪った大里だが、8番からの連続ボギーで失速。後続と2打差で後半に入ると、10番で1つ取り返した後も12番でボギーをたたくなど波に乗れない。それでもその後5ホールをパーでしのぐと、最終18番パー5では3打目をピンそば30cmにピタリ。このウイニングパットを落ち着いて沈め、ギャラリーの大声援に笑顔で応えた。
大里は勝みなみや新垣比菜らと同じく、1998年4月〜99年3月生まれの“黄金世代”の一人。今年4月の「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝を挙げた新垣に続き、黄金世代では今季通算2勝目となった。
首位と2打差の2位に森田遥。3打差の3位タイに菊地絵理香、飯島茜、アン・ソンジュ(韓国)、4打差の6位タイには約1年2ケ月ぶりのトップ10入りとなった香妻琴乃ら5人が入った。
3試合ぶりに決勝ラウンドを戦ったイ・ボミ(韓国)は4バーディ・2ボギーの「71」。トータル2アンダー・26位タイで3日間を終えた。
【最終結果】
優勝:大里桃子(-10)
2位:森田遥(-8)
3位T:菊地絵理香(-7)
3位T:飯島茜(-7)
3位T:アン・ソンジュ(-7)