<RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」もいよいよ最終日。残り18ホールで芥屋の王者が決まる。
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首位に立っているのはトータル11アンダーの出水田大二郎とウォンジョン・リー(オーストラリア)。同じ九州の鹿児島県出身の出水田は、昨年はスコアを落とし優勝戦線から脱落した3日目に「67」とスコアを5つ伸ばし首位をキープ。去年の経験を生かした。トップで迎える初めての最終日だが、「自分のゴルフに集中して頑張りたい」と周りに惑わされずに初優勝に挑む。
同じく初優勝を狙うリーは「出入りの激しいラウンドだった。かなり熱くて後半は体全体がダルく感じた」と言いつつも「66」でリーダーボードの一番上に。「特にプレッシャーを感じる必要もないので、自分のゴルフに集中することができれば良いスコアにつながると思う」と泰然自若に初めてのタイトルを伺う。
首位と1打差の3位にパク・ジュンウォン(韓国)、2打差4位に40歳のベテラン・武藤俊憲が続いている。武藤は若手がひしめくリーダーボードに「僕が壁になりたい」と闘志メラメラ。「バーディの数を取れた方が上。リズムを作って狙って打って、バーディを獲りに行くスタイルを崩さずやっていきたい」と持ち前のショット力で、ツアー通算7勝目を獲りに行く。
その他、昨年覇者で大会4勝目を目指す池田勇太、今季3勝目を狙う熊本出身の秋吉翔太がトータル7アンダー・8位。地元福岡出身の現在賞金ランク1位の時松隆光がトータル6アンダーの15位タイ。16年の覇者・石川遼は熱中症に苦しみながらもトータル5アンダーの20位タイにつけている。
秋の陣を占う大事な後半戦初戦。独特のコーライ芝を攻略して、芽の強い18番グリーンでカップをかかげるのは果たして。
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