<ノーザン・トラスト 最終日◇26日◇リッジウッドCC(7385ヤード・パー71)>
前日4ストローク伸ばし26位タイまで順位をあげた松山英樹。最終日も5バーディ・2ボギーの「68」とスコアを伸ばし、トータル9アンダー・15位タイでプレーオフシリーズ初戦を終えた。
松山英樹 ドライバースイングのポイントは“視線”にあり?【スイング連続写真】
フェデックスポイントランク76位で、プレーオフシリーズに臨む松山。「久々にこんなにトップ10に入りたいっていう気持ちと、もっとポイントを稼がないといけないというプレッシャーですごく緊張した」という4日間で、次に繋げる仕事を果たした。
前半は出だしの3番でバーディを奪いながら、その後2ボギーとなかなかリズムに乗れない展開。しかし、バックナインに入ると「途中からなかなかショット、パットがうまく打てなかったんですけど、気合いで乗り切りました」と“気持ち”で4バーディを奪った。今後の戦いを見据え、一つの目標としていたトップ20入りを果たし、「これ以上、崩してしまうとポイント的にしんどくなる。後半になって、パターも入ってくれて良かった」と安堵の表情を浮かべた。
フェデックスポイントランク125位までの選手が出場する今大会を終え、次は上位100人が進む第2戦の「デル・テクノロジーズ選手権」にコマを進める松山。その後は上位70人の「BMW選手権」、上位30人の「ツアー選手権」が控え、シリーズはさらにサバイバルレースの様相を呈していく。
それだけに今週の試合への意気込みについて聞かれた松山は、「ポイントを稼がないと再来週(BMW選手権)に行けない。残りの試合は全部大事だけど、しっかりと予選通過していけるように頑張りたい」と、気持ちを引き締めた。
「もっと上位で戦っていきたいという気持ちは強い。やっとトップ10前後くらいでやれるところまでは戻ってきたので、もっと続けられるようにしたい」と徐々に調子が上向いていることも感じている。「もうひとつ上の優勝争いというものもある。来週、再来週も、それくらいのプレーができるようにしたい」という気持ちで、残りわずかとなったシーズンを戦いきる。
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