<ハンファクラシック 事前情報◇29日◇ジェイドパレス(6,757ヤード・パー72)>
韓国女子ツアーのメジャー大会「ハンファクラシック」が30日(木)〜9月2日(日)の4日間にわたり開催される。今大会には日本から藤本麻子、宮里美香、新垣比菜の3人が出場。開幕を控え、それぞれが意気込みを語った。
金髪を振り乱してショットを打つジェシカ・コルダ<女子プロ写真館>
2年前にも同大会の出場経験を持つ藤本は、今回のコースの印象について「ラフが深くて、長いホールで入れたらノーチャンス」と警戒するポイントを話した。前回出場時には「えぐい所に切られていた」というピンポジションにも苦しめられ、43位タイに終わった藤本。さらに現在の世界1位パク・ソンヒョンが出場し優勝した姿を見て、韓国ツアーのレベルの高さを痛感したという。しかし、「フェアウェイに行けばそこまで難しいコースではない。グリーンも止まるし、遅い。ティショット次第」とまずは予選通過を目指して戦いに臨む。
「試合に出られるなら」と出場を決めた宮里は、「韓国ツアーのレベルを感じたことがないので、それも見てみたい」と新鮮な気持ちで韓国入り。ただ海外経験が豊富な宮里も、「練習場も狭いし、今までとはまた違う。全然言葉も通じないし、ジェスチャーでやり取りしています」と慣れるのに四苦八苦している様子をうかべた。
また、今季日本ツアー1勝の新垣は、「ジュニアの時」以来となる韓国での試合に挑む。アウェーでの戦いとなるが「しっかり予選を通過して、決勝ラウンドでスコアを伸ばし上位に入りたい」と意気込みを示した。
このほか、日本ツアーメンバーの韓国勢から姜秀衍、ユン・チェヨン、ペ・ヒギョン、イ・ミニョン、ジョン・ジェウンが出場。アン・シネも出場者に名を連ねており、これらの選手が母国メジャータイトル獲得に意欲を燃やす。また米国女子ツアーからもネリー、ジェシカのコルダ姉妹、野村敏京が参戦。ハイレベルな戦いが予想される。
<ゴルフ情報ALBA.Net>